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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第25章 サキュバス軍vsロード一行
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第251話 次々に起きる騒動


 楽しんでいってください。


 突然現れた魔物に対して技を放つ。

 だが、それは決まらなかった。


「カメレオグ」


「擬態魔物で、主な役割は情報収集」


 完全に草原の一部に化けていた。

 魔力感知が無ければ、気づかなかったと思うとゾッとする。


「まだ遠くには、行ってないみたいだな」


 草木が不自然に動いている。

 おそらく、カメレングがいるとわかる。


「極力一閃」


 そうして奴は、真っ二つである。

 そして、擬態が解け消滅した。

 いつから監視していたかわからないが、用心しなくてはならない。

 余計な負担が重みになっていく。


「早く国に行こう!」


 ゆっくりペースで歩いていた足が、急ぎ足に変わっていく。

 流石に、村での一件もある。

 おそらく、俺たちは今もどこかで監視されている。

 魔力感知に、より力が入る。より鮮明により細く見れるようになるが、魔力の減りが凄まじい。


「焦ってても仕方ないわ。魔力感知は私に任せて!」


 後を歩いていたカレンに言われて、魔力感知を止めた。

 魔力ポーションを取り出し飲み干す。一気に魔力を使いすぎた為か、回復するのに時間が掛かる。


「ちょっと退いて!」


 ライカがそう叫び、すぐにひく。

 次の瞬間、目以外覆った輩がライカを取り囲んだ。


「お前たち、何者だ!」


 輩の数は、8人で全員同じ格好をしている。


「盗賊だ。金目のものと食料置いて行ってもらおうか!」


 リーダーらしき人物が、ライカに叫び語る。


「いや違うね。テメェらサキュバスの手のものか」

 

 どうやらあっているようだ。動揺しているのが、すぐにわかった。

 村からずっと後をつけていたのであろう。所々、ボロボロだ。

 でもおそらくつけてきたのは、俺たちが、村を出て数時間経った後だろう。

 靴の汚れ、泥でとても汚らしい見た目になっている。最近、俺たちは雨に遭遇していない。

 そして村では、俺たちが出た後雨が降っていたからだ。


「まぁ私たちを見つけるのにだいぶ時間が掛かったんだね」


「それがどうした!」


「ほんとおバカだなぁって思ってよ」


 輩たちは、突っ込んでいくるのを全て一撃で粉砕した。ライカの双剣の前では、囲って攻撃など無意味なのだから。

 村からも小国からも離れているため、とりま放置して先に進むことにした。


「アイツら大丈夫かよ」


「まぁ、後30分もしないうちに目覚めるわよ」


 カレンは、淡々と言っている。そこまで強くもしていないのはわかるが、もう少し力を弱めても問題ないと思う。


「そんな話より、みんな心して聴きなさい!今から、魔物の集団が、一斉に向かってきているわ」


 カレンが、急にそんなことを言うので慌てて魔力感知を発動させる。


「多いな!?」


「おそらく原因はミヤだね。アイツ私たちに会う前に魔力を放出した感じだった。それで活性化させたんだと思う」


 魔王が、南門に現れた影響で魔物の均衡が崩れたみたいな感じか。 

 それを思い出して、少し懐かしくなって思い出し笑いをしてしまった。

 それでは、皆に示しがつかないと思いすぐに心を入れ替える。


「気合い入れろ!」


「「おーー」」

 

 向かってくる魔物たちを、向撃つのであった。




 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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