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第249話 サキュバスの目的


 楽しんでいってください。

 24章最終回。


「おいなんの音だ?」


「魔物が出現しました!!」

 

 門の上にいた見張り役1人が村に向けて、発せられた。

 おれたちは、門の上までひとっ飛びで向かう。


「サイレントベアーキングの群だと!?」


「ワレ、ホウフク、サキュバスノメイレイ」


 先頭でリーダー格がそんなことをいう。

 正直言って、この状況はあまり芳しくない状況だ。


(聞こえるか?)


(どうしたのもしかして魔物?)


(その通りだ)


 カレンが慌ててテレパシーを切断。

 

「お前たち、ここを完全に防衛しなければならない。最初から本気で行くぞ」


「「聖女の願い発動!」」


 リーダー格は、ひとまず後回しだ。

 インパクトを与える一撃を与える方がいい。


「神速式・迅雷」


「神速式・一撃大抜刀」


「神速式・二刀一閃双剣雷閃(らいせん)


 3人の同時攻撃により、半数以上が消滅した。


「またせた!って少しは残しておきなさいよ!」


 カレンが文句を言っている隙に、ラット爺が飛び出してるのが横目で確認できた。

 

「迅雷」


 俺たちより年老いた爺さんとは、思えない火力が飛び出てくる。


「ワレ、ホウフクダ」


 片言で、文章的にアウトな文言で攻めてくるリーダーを抑え込む。


「おいおいおい、テメェきっちり吐いてもらいたい情報あるんだから大人しくしておけよ!」


 右腕を切り落とし、体勢を崩させる。痛みのあまり叫んでいるのを黙らせる。


「情報はけよ。なんでサキュバスが関係あるんだよ?」


「ーァァァァ!」


 ただ叫んでいるだけで、全く話にならない。

 それを見て、こっちに突っ込んでくるバカを斬り落とす。

 やはり、聖女の願いで強化された俺たちを相手取るには、魔王と幹部しかいないようだと、改めて実感するのだった。


「いつまでも叫んでないで答えてくれよ。もうお仲間死んだんだけど」


「そこまでにしてもらますか。憎き相手」


 その声には聞き覚えがあった。サキュバスである。


「なんだよ、そっちから出てきてくれるのか」


「あまりにもそちらが可哀想だったでけです」


 コイツらに可哀想って感情があったのか。

 いや、知ってる言葉を並べてるだけにしか過ぎないかもな。

 

「こんにちは皆さん」


 俺とサキュバスの間に急に割って入ってきた。


「なんであなたがいるわけ?ミヤ!」


 魔王軍幹部にして闇魔法の使い手ミヤ。なんの前触れなく突然現れやがった。


「サキュバス。いい加減になさい、いつまで魔王様を待たせるのかしら?早く魔王城に来いと伝えておけ」


 姉妹サキュバスは、震え上がり何も喋れなくなっている。完全に形成が逆転している。


「あなたたちも何をしているの?この子達は色々な小国を滅ぼす気よ」

 

 そう言って、魔物たちは消えていった。

 俺たちもうかうかして居れないと判断し、その日のうちに村をたったのであった。


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

 ミヤがきた理由は、サキュバスが魔王様を侮辱しているから。

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