第21話 カレンとレンの王都1日目
楽しんで行ってください
なんで巻き添えを喰らった...久しぶりの王都で羽伸ばそうと思っていたのに。魔法会元トップに連れられて魔法会本部に行くことになるなんて。
魔法会本部は、王都中心部に位置する大きな建物だ。俺達はトップ室に通された。
「まずカレン、あなたヴィストラの付近村で魔法会の強制立入許可証の紙使った?」
「使ったよ!」
「使う前に連絡しろっていつも言ってるでしょ。この話聞いた時驚いたんだからね。後エルフ族のエリナっていう子が来たわよ」
「え、本当!!なんて言ってた?」
「今後魔法会と友好関係を結びたいって言われたわよ。そのことも連絡してよね!」
彼女は、軽く謝っていたが全く反省してない様子だ。それを感じ取られてまた怒られていた。
そして話は、魔王軍幹部ミヤと魔王の話に変わった。
「カイトから全て話を聞いている。今後魔法会は総出で今貼り直してるわ。実際に戦った感想聞かせてよ」
彼女は一言「強かった...」
「そう。カレンが言うなんてよっぽどね」
そうして、俺達は場所移動して魔法会の所有する土地で俺はイフリートを見せたのだ。
俺は正式な代表として選ばれた。手続きなどをしていて、終わったのは昼頃だった。
「ロード誘う?」
「いやよ。裏切れたのよ」
俺は、苦笑いしつつ出店で串物を買う。
そんなことをしていたら門の外で騒ぎがあったらしく俺達はそこに向かった。
「何があった?」
「門の外で魔物が暴れているみたいなんだ」
俺たちは、すぐさま移動してカレンはライトニング俺は投擲を自在に動かして魔物を倒していく。その時だった。
応援で来てくれた人達に私は驚いた。
「え、あんた達かよ」
「誰?」
「勇者パーティーのメンツだよ」
勇者パーティーなだけあってとてつもなく強い。残っていた魔物達を一掃した。
「終わり!お疲れ」
「ほとんどリナに持っていかれた...」
「同じく」
「助けて頂きありがとうございます!レンと申します。役職は戦闘員です。よろしくお願いします」
「これはご丁寧に。私はリナ。役職は魔法使い。よろしくね」
「俺は、大剣使いのバスターだ。よろしく」
「僕は、双剣使いのビムです。よろしくお願いします」
私は会ったことがある。こいつらは魔法学園時代何度も何度も押しかけてきていた。
元々リナはパーティーに最初からいたのだが、火力面を考えて私を入れたいとリナから提案したそうだ。
私に断られてからは、火力面はリナ自身でやることになり、回復役としてメグを誘いに行った。彼らは今度こそと近づいたが撃沈していた。
「あれ偽勇者様は?」
「偽勇者じゃありません!カイトさんは今銭湯です」
「あっそ」
「ちなみに貴方達のリーダーのロードって方も今そちらにいるそうですよ」
彼女のプレッシャーが上がるの横目で感じ取った俺は少し後ろに離れた。
夕方あったら思いっきり1発殴ることを決めたのか右拳に目一杯の力で握り締めていた。
案の定夕方ロードは、思いっきり宙に舞ったのだ。
そして、文句を2人ともご飯中ずっと食べながら言い合っていたが、そこまで2人とも怒っていないのはすぐにわかる。
カレンがテレパシーで聴いたのか今日泊まる場所を言ってきた。それは王都で1番高い宿のスイート3部屋予約したと連絡があった。
その代わり条件で、カノンは魔法学園理事長としての仕事。レンは魔法学園での見学と仕事、3人で王都ギルドのクエストを数十種クリアが条件だそうだ。
そうして俺達の王都での生活が始まったのだ。
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