第236話 勝利と謎
楽しんでいってください。
「ロードたち派手にやってるわね」
カレンは、眺めながら呟いた。
「我々も攻撃してもよろしいでしょうか?」
この隊を指揮していた男とは違う者が、震えた声で言ってきたのだ。
「それもそうね。火の魔法以外の遠距離魔法発射!」
各地で、魔法の爆破が起こる。
「火の魔法は、回復系の護衛について!水と風は私に付いて来て、中距離からの攻撃に切り替えます。それ以外は、遠距離で!」
カレンは、遠距離より近中距離派を得意としているため、近場で戦いたくてうずうずしていたのだ。
そんなこととは、知らずに付いていくこととなった魔法使いたちは、後悔という言葉が頭に浮かんだのだった。
「おらおらおら!こんなもんかよ」
次々と魔物たちは、悲鳴を上げる暇なく消滅していく。
「どうなってやがんだ」
ストライカ以外、訳もわからないことだらけだ。
「流石だなロードさん。あの人に追いつくなんてまだまだ無理だな」
そんなことを言いつつも、群を何個か1人で潰す。
あの1件以来、嘘つき呼ばわりを数日間されていたため、討伐クエストをずっと受けてたこともあって急成長を遂げたことが要因である。
「何ぼさっとしてるんですか!早くしないと取り分無くなりますよ」
それを聞いて慌てて、冒険者たちは探そうとするが何も残っていなかったのであった。
「数少なかったな」
「A級とかS級居たけど、物足りなかったね」
完全にドン引きをする冒険者たち。聞こえない声で、今回普通だったら夜通しで戦うような相手たちだよな。そんなことを思う。
それは、ギルドでも同じだった。換金の準備とか後回しにしていた為、帰ってきた時は慌てふためていた。
「やっぱりあなた方いるとすぐ戦闘終わっちゃいますね」
「私たちからしたら、もっと居るのかと思ったのよ」
「ライカさんあれ以上いたら流石にキツいです」
そんなことを話していると、カレンの顔が暗かった。俺はてっきり倒した数が1番少なかったことが悔しいと思っていたが、それでは無いみたいだ。
「ねぇストライカ?今回のようなクエストってよく起きてる見たいだけど、魔物って変わってない?」
俺たちは、ピンと来なかったがストライカは思い当たる節があるみたいだ。
「確かに言われてみればそうです。北門でゴブリンキングとか出現したの聞いたことないです」
「確かに言われてみたらそうだな。もしかしてこれって何かしらの実験とかじゃない?」
レンが突然そんなことを言い出す。
「あのポーションを使って呼び出したとか?」
「あのポーションってなんですか?」
ストライカが不思議そうな顔をしている。
「魔物を呼び寄せるポーションだよ。普通は低級なんだけど、闇ギルドの奴らはSやA級を呼び寄せるポーションを開発したんだよ」
ストライカには、何が何だか訳わからないといった表情をしている。
「とにかく調べる必要がありそうね」
カレンそう言って、足早に魔法会支部の方に向かっていたのであった。
「お姉様、勘づかれて居ますわよ。だからお姉様はいつも爪が甘いのですわ」
「口を慎みなさい。奴らの生産性が低いのも原因でしょう。即連絡しなさい」
「は〜い」
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