第221話 カレンの誕生日
楽しんでいってください
メリークリスマス!!
ロードは、心がワクワクしてかいつもよりだいぶ早い時間に目が覚めた。
枕元にプレゼントが届いている。
「お、プレゼントあるじゃん」
胸躍らせ、プレゼント開けていく。中には、レンの予想通り調理器具が入っていた。
「だいぶ大きい鍋だな。縦長だし、スープとか作るのにもってこいだけど、大きすぎないコレ」
だいぶ大きいプレゼントボックスだった為、予想出来なかった。
コレ、みんなに見せてくるか。もう起きてる頃だろし。そう思い、ドアを開けるとそこには全員がドアを開けた瞬間である。
「あ、おはよう。カレン誕生日おめでとう。ちょっと待てくれよ、えーとあったあった。はい、プレゼント!」
「…あ、あぁおはよう。うんありがとう」
カレンは、ロードから正直言ってこんな事をされるとは夢にも思っていなかった。
ロードのことだし、忘れてるだろうなと思い込んでいたため、驚きのあまり声が最初出てこなかった。
「みんなで一斉に渡す約束だったでしょ!はい、カレン誕生日おめでとう」
「カレンおめでとう」
「コレ、プレゼントな。誕生日おめでとさん」
「みんなありがとう。中身は後で見るとして、みんな何届いたのよ。ロードの部屋で確認しましょ!」
そう言って、一斉にロードの部屋に入ってくる。俺は、押し流されるように、ベッドの近くまで戻るはめに。
「私はね、杖入れが届いたんだ。今使ってるのだいぶ古くなってきてたから嬉しいんだ」
「やっぱりカレンは、魔法関連か。俺は、大剣用の研ぎ石が届いたんだ。しかも、ライアット鉱石だ」
「ライアット鉱石って、研ぎ石に使われる中で最も優れている石!?じいちゃん見たら驚くだろうなぁ。俺は、縦長鍋」
「私は、髪がさり。そろそろ切らなきゃって思ってたんだけどコレでもう安心」
「訓練用の槍をもらっちまったよ」
皆、楽しそうに話す姿を見て、ロードも嬉しくなる。そんな事をしていると、魔法会組は昨日終わった会議のまとめなどを作ると言って仕事に向かった。
「俺たちも片付けしますか」
「「了解!」」
そんなこんなで次は、皆んな担当していた人たちが帰る時間が迫っていることに気づく。
慌てて飛び出して出て行った先で、それを予測されていたかのように、待っていた。
「やっぱりね。ロード、今日私帰るんですよ」
「すまねぇ。後片付けしてたら遅れたわ。ルフ楽しかった!また遊びに行く」
「絶対来てくださいね。待ってますから」
ルフは、最後泣いてしまっていたがそれでも笑いながら帰っていた。
ここ数日間、ずっとルフといたロードにとっても寂しく思ってしまう。
ライカは、エオリカの面々と楽しそうに会話を楽しんだのち見送ったのだ。
「どうだ、楽しかったか?」
「楽しかったな。まぁ、変な事件はあったけど無事終わってよかった」
「そうよね。大変なこともあったけど、楽しかったしいい経験にもなったわ」
夕方。
ナバラたちも揃って夕飯の準備をしていく。
そうしているうちに、今日の主役のカレンが帰ってくる。
「「誕生日おめでとう!!」」
「ほんと今日は、色々な人たちにおめでとうって言われてるわ」
カレンにとって、ここまで祝われたことがないのだ。私は、この最高な日に感謝した。
本当に最高な1日だったと言える日になったのであった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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