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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第21章 王都に強制帰還!?王都会議開催!〜あの人に会いに〜
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第211話 今日あった出来事の話と誕生日


 楽しんでいってください。


 その日の夜、定時を超え19時に針が刻一刻と動いてる最中レンから連絡が入った。

 

(い、今仕事終わったよ) 


(ずいぶん疲れた声してるじゃねぇか、大丈夫か?)


(もう文字なんて見たくないって言うほど見たからね。まぁ大丈夫だよ。カレンも合流してるからご飯食べに行こうぜ)


 俺は、2人を部屋まで呼びに行き待ち合わせまで歩いて行くことに。

 その時、ロード自身今朝からのことを思い出していた。師匠と戦ったこと、何気ない話をしたこと、そんなことを体験したんだと、改めて実感した。

 

「温暖な気候って言っても、夜は冷えるなぁ」


「まぁ、東に比べたら全然余裕でしょ」


「マークの言ってることも分かるしライカの言ってることも分かる。もう時期、温暖って言っても寒くなるから風邪ひかないようにな」


「「了解ー」」


 そんなたわいもない話をしつつ、大通りを歩いていく。そうして、10分も歩かないうちにカレンたちと合流した。

 そうして晩御飯を食べに、酒場を訪れたのであった。

 中は、大盛り上がりだったのがカレンが初っ端入った瞬間、その盛り上がりが嘘かのように、静まり返った。


「何静かになっての?盛り上がって食べましょ!」

 

 ぎこちなくではあるが、なんとか盛り上がりがほんの少し戻った気がした。

 そうして、酒を片手に乾杯を済ませ1日のご苦労さまでしたの意味を込めて飲んでいく。

 

「美味しいい!やっぱ仕事した後の一杯は格別ね」


「ふぅー美味しいなぁ」


「ロードは、墓参りだっけ?行ってたの」


 マークは、銭湯で聞いたことを再度確認する感じで聞いてきた。

 あのことも話していいんだろうか?少し疑問に思ったが。師匠も会話はするべきって言ってたし言うか。

 心の中で決心がついたので、重かった口が開いた。


「今日、師匠の幽霊と会ったんだ」


「「……」」


「え、今なんて言ったの?」


 仲間全員が沈黙して数秒後、カレンが少し戸惑った表情を浮かべながら聞き返してきた。


「墓参りに行ったら、師匠が現れて話しかけてきたんだよ。そして戦ったよ。最期の修行と称して」


 それから、ご飯が来るまでの15分程度その話を続けた。皆今も内心信じていないと思う。それでも真剣に聞いてくれた。

 それが今日1番嬉しかった。


「それが本当なら凄いことね。勇者しか入れない空間を幽霊になってから作ってるなんて。でももう一度会えて良かったじゃん」


 ライカは、自分のことのように一緒に喜んでいた。


「カレンも噂とか聞いたことないのか?俺はまだ代表になってそこまでだしそんな話初めて聞いたよ」


「えぇ初めて聞いた。そんあ噂があったならとっくに知れ渡ってるはずよ」


「で、誕生日聞かないの?」


 マークが、自分が1番最初に言いたいと言わんばかりの顔で話しかけてくる。


「みんな誕生日教えてくれ!俺は、5月23日。マークは?」


「俺か、4月27日だ。ライカは?」


「私は、5月10日。カレンは?」


「私はね、12月25日。最後マークは?」


「俺はな、7月27日だよ」


 それぞれの誕生日を言い終えると、皆んな知らなさすぎだねと反省。

 その後、大量の料理と共に終わった5人を盛大に祝うのであった。



 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

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