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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第21章 王都に強制帰還!?王都会議開催!〜あの人に会いに〜
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第200話 師匠vsロード


 楽しんでいってください。

 200話も書いてるのなんだが考え深い。


 勇者の間……師匠はそう言った。正直言って何を言ってるのかさっぱりわからない。

 困惑している中師匠は、改めて口を開いたのである。


「ここは勇者の間、亡くなった勇者達が作り上げた施設だ。俺も生前訪れたことがあるんだ」


「亡くなった勇者達が…憶測ですけど、次の勇者の修行場的なやつですか?」


 師匠は首を縦に振る。そうして、剣に手をかけ取り出した。師匠は構えている。それに応えないわけにも行かない。

 

「お、やる気だね!ここは俺たち以外は入れないし見つけれない。存分に戦おうじゃないか!」


 師匠は、一直線に突っ込んできた。凄まじく重い一撃が何度も何度も剣から伝わってきていた。

 それに応えるかのように、重い一撃を当て返した。

 

「ーッ!」


 思わず後ろに下がる師匠。


「流石は、魔王に認められてるだけはあるなぁ。でもなもっと本気出せよ!こんな中途半端な力で挑んでくるな!」


 師匠の言動に足が少し下がる。師匠は、ものすごいプレッシャーを放っていた。


「そうですか…もう死んでるから本気出しても問題なかったですね。聖女の願い発動!」


 そこからは、一方的な戦いとなった。師匠は攻撃するスキすら与えられず、ひたすら攻撃を受け展開となったのだ。

 

「ハァァァァッ!」


「聖剣の輝き!」


 師匠は、なんとか追撃を技で交わして見せた。だが受けたダメージは、相当なものだったみたいだ。

 師匠は、所々から血を流してありとても痛そうにしていた。


「幽霊って血が出るんですね、正直言ってすり抜けるかと思いました」


 師匠は、笑っていた。高らかに笑っていた。


「いや、すまんすまん。ついツボに入ってしまって。俺も前の勇者と戦った時、同じこと聞いたなって思ってさ」


 そんなことが、思いっきりツボに入ったみたいだ。まだ笑っている。


「久しぶりにこんなに笑ったよ。それにしてもすごいなぁ、聖女の願い。全く敵う相手じゃねぇなってなるよ」


 少し諦めた顔をしながら、師匠はそんなことを言う。


「まだまだ始まったばかりじゃないですか。魔王と戦った時のあなたはもっと強かったと思いますよ」


 師匠は、一気に飛び込んでくる。

 そして剣を突き出してくる。

 それを剣で止め、弾いて斬りかかった!


「神速式・ソードインパクト」


 師匠の技が瞬時に危機を出しったのだ。その上、弾き返す際体勢を崩され、舞台ギリギリまで吹き飛んだ。

 師匠は、追撃の姿勢に入っていた。

 

「神速式・聖剣の輝き!」


「極力一閃!」


 剣と剣がぶつかり合う。師匠が全体重を掛けてぶつけてきている。

 正直言って、体勢が悪すぎる。俺はしゃがんでいるのに対して、師匠は最高な体勢である。


「極力一閃を舐めるなぁー!」


 気合いと根性で、なんとか五分五分に押し返す。しゃがんでいる体勢からなんとか脱却出来そうである。

 

「ハァァダァッ!」


 聖女の願いもあって、体勢の悪いなか打ち返したのだった。


「おいおいおい!ほんとどうなってんだ、聖女の願い。普通なら俺が勝ってただろう」


「もっと殺ろうぜ!諦めてねぇの見え見えだぞ」


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

 まさかの200話が師匠との組み手になるなんて作者自身が驚いています。

 元々の話では、ただお墓参りしてロードが気持ち新たに行くのが目的で書いていた話なのですが、執筆中に『これ、師匠登場させたら面白いのでは?』という考えの中書いていました。気に入っていただけたら幸いです。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

 もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

 ぜひよろしくお願いします!

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