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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
3章 新たなる出会いと王都と魔法学園
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第16話 ロードvsカレン

楽しんで行ってください

 俺達は小国アルタを出て1日が経過。そして始まるあの地獄。そうカレンの一方的な訓練である。


「やるわよ。約束忘れたとは言わせないから。今日は全部の技アリだから」

「わかってるよ!今度こそ倒す」

「えーと何が始まろうとしてる?」

「組み手だよ見てて」


 俺達は距離を少し取りバリアを張って構え試合は始まったのだ。

 俺は、速攻加速からの一閃を繰り出す。それをライトニングで守られる。すかさず、影渡り発動からのスラッシュを決めようとするがまずバリアに阻まれる。

 

「サイクロン」と唱え俺は近すぎて避けれずモロに喰らう。

 それを見逃すわけもなく、カレンは「ファイアボム」

 

 それをなんとか加速で逃げる。攻撃に展開する為に、加速からの一閃発動。それをライトニングで止めるカレン。

 糸を発動しカレンの体に引っ付ける。そして糸にもロープ同様自動的に巻いてくれる。

 一瞬だけでもいい。カレンの動きを止める。カレンが引き裂く瞬間に一閃を打ち込む。

 訓練用の剣とはいえ痛いはずだ。モロに喰らったカレンの顔つきが変わる。


「やったな。攻撃したこと後悔させてやるわ」


 糸は引き裂かれ、次の瞬間俺は宙に舞った。思いっきり殴られたのだ。立ちあがろうとした瞬間には地面に叩き付けられてる状態である。

 流石に体勢を立て直す為に一瞬の隙を見て逃げるのだが、逃げた瞬間には蹴り飛ばされていた。その状態から無理矢理加速発動そして気配を消した。


「え、どこいった?気配感知」


 全く気配がない。このバリアからは抜けれないようになってるのにどうして?ただの気配消しじゃない?遮蔽物のないこの草原のバリア内でどこにいるの?

 そう思った時だった...

 私は、完全に裏を取られ後ろからの攻撃に対処出来ずに思いっきり喰らった。

 

「痛ったー!」

「ようやくまともな攻撃通った」

「あの気配消し、暗殺者が使うやつでしょ?なんで使えるのよ」

「教えてもらった。その話は後で詳しくしてやる」

 そう言った瞬間には、俺は殴られ吹き飛ばされた。


「そこまで!!」

 レンの言葉で俺達の組み手は終わった。「何やっての?」

 2人揃えて「組み手」

「これを半日もやってるってこと?」

「普段は普通の修行やで」


 レンは完全に引いてたが、お構いなしの2人組。ロードはもう慣れたのである。

 そうして、俺達は今日は歩こうという話になった。何もない平原の道を歩いていく。魔物も居ない。人も居ない。森も近くにない。そんな場所を歩いていく。

 俺達は、その間終始無言だったり何気ない会話をしていたりする。そんな毎日をメグともう一度過ごしたいと心の中で願うロードなのであった。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

次回もお楽しみに!!

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