表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
220/352

第181話 ライカの武器


 楽しんでいってください。


 レンは、先ほどの風魔法の魔力を槍全体に放出させ一気に飛び上がる。

 空中には無数の魔法陣が展開される。

 もしかしてあれって、ロードを飛ばした技の展開か?だとしたら、ここで一気に魔法を出すしかない。


火の光線(ファイアーレーザー)


 奴の魔法発動と同時にぶつかった。奴は、悟ったのであろう。このままでは結界に穴が開くことを。

 次の瞬間、魔法陣がさらに増えたのだ。


「影分身・ライトニング」


「カレン、ナイス!」


 だが、結界を打ち破ったもののその攻撃は全てドラゴンには届かなかったのだ。


 鎧が守ったのである。


 次の瞬間、俺は斬られそのまま頭から蹴り落とされた。


「―ッ!」


「正拳!」

 

 鎧の剣とぶつかり合う拳、死角になっている場所から魔法陣が現れる。


「サイクロンショット」


 その一撃は、モロにお腹に来たのだ。瞬間的に気を失ったと思った時には、すでに吹き飛ばされていた。

 そのまま、街を覆う城壁に叩き付けられたのだ。

 レンの方は、ギリギリの所でイフリートにキャッチされなんとか助かった状態だった。


(私に任してくれないかな、ロード)


(なにする気だ、ライカ)


「聖女の願い発動。神速式・二刀一閃双剣雷閃(らいせん)


 技が聞こえたと思った瞬間、ドラゴンは消滅していた。ロードにはなぜ、あんなことが出来たのかわかりもしなかった。

 

「はぁ!?どうやって倒した……」


 鎧から聞こえた声は、なにが起こったのか理解不能と言った声だった。

 

「さすがこの剣やばいわね。効果は、隠密時に威力増大か。地に降りて戦いましょうよ」


「貴様!」


 剣を振りかざす鎧野郎。だがそれは決まるわけもない。腕は剣ごと斬られ、そのまま鎧には2つの剣筋が刻まれたのだ。

 そのまま地面に落ちたのはいいのだが、ライカを見て完全に戦意が喪失している。

 

「ウィンド・ストライク」


 横からミークルの攻撃に対応出来ないまま、倒れ込む鎧。

 おそらくいつ消滅してもおかしくない状況だろう。


「ライカさん、さっきの凄かったです!成り行きで攻撃しちゃたけど」


「良い攻撃だったわ。最後は一緒にサイクロンで決めないかしら?」


「「サイクロン」」


 鎧は粉砕し消滅したのだった。そして無事ミークルは犯人を捕まえ引き渡したのだ。

 その頃一方マークとレンは、カレンにポーションを掛けなんとか安定した状態まで持ってこれたのだ。

 だが、カレンの体はボロボロですぐに旅に行けそうではなかった。 

 そうしてマークを除きロード達に、頭のなかに直接アナウンスが流れる。

 レベルが上がったと流れてきた。


 ロードレベル70。仲間は、カレン64、レン63、マーク70、ライカ68に上がったのだ。

 だがまだまだ100にはほど遠いのだ。

 もっと強くならなければとそう思ったのだ。

 今回の戦いで目立った功績を挙げられなかったのは、非常に重く受け止めている。

 ライカの武器が覚醒したのは良いことだが、少し悔しいと思ってしまったのだった。


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

 少し疑問に思われたかも知れないので補足説明。

 レベルに関しては、文章に書いてないだけで上がっています。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

 もししていただけたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

 ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ