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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第1章対峙と別れ ロード旅に出る
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第1話 終わる日常①

お読みいただきありがとうございます

是非楽しんでいってください


 魔王がいる世界。こんな世界でも何とか生きて行けそうな気がしてた。しかし、魔王が俺の前に、姿を見せるまでは……

 その時から時を少し戻って魔王襲来5日前に遡る。


「ロード!どこにいるのロード」


 ルームシェアをしているメグが少し焦って呼んでいるのが聞こえた。メグは、身長165センチ、茶髪のショートボムでアホ毛が生えている。俺は、身長185センチ、黒髪細マッチョ。すぐに声のする方向に体を向け、加速と唱えてメグの元に向かった。


『メグどうしたの?少し焦ってる見たいだけど』

『あなたがなかなか見つからないから探してたのよ。お爺ちゃんが剣のメンテナンス終わった事伝えて来てくれって』


それは朗報だ。転移を使おうとしたら……。


「ちょい待って、なにか忘れてない?今日13年目の命日だよ。これお花アイテムボックスの中に入れておいて」

「あ、忘れてた。ありがとう行ってくる」


 加速と唱え、お墓に向かった。その道中、少し思い出していた。もう13年か、俺の両親、メグの両親は、B級冒険者内定していたがその知らせが来る前にC級冒険者として亡くなった。

 村を襲ったゴブリン30体前後を倒し、ゴブリンキング2体のうち1体を倒し、マスターゴブリン1体によって俺たちの両親は死んだ。

 あと数発入れたら死ぬであろうキング1体とマスター1体を、5歳の頃攻撃し、当時出せた最高火力の基礎補助魔法(攻撃・防御・素早さ)、メグが回復と基礎補助魔法でのサポートによって2体とも倒すことが出来た。

 そんな事を思い出しながら、お墓に辿り着き、手を合わせ、先程メグからもらったお花をアイテムボックスから取り出して、その場に置いて座った。

 

『久しぶりだな、2人とも。俺はレベル20まで上がったよ、でも2人にはまだ追い抜けないわ。ステータスオープン』


すると、視界に半透明のウィンドウが表示された。


【名前】  ロード

【種族】  人間

【年齢】  18

【職業】  冒険者

【レベル】 20

【称号】  なし

    


【攻撃力】 100

【防御力】 100

【魔力】  1000

【素早さ】 100

【魔法耐性】80%


【スキル】

ソードスキル

スラッシュ


基本魔法( レア魔法数種類以外)

生活魔法(全員に使える)


攻撃魔法(才能なし)

回復魔法(才能なし)

防御魔法(才能なし)


 それを、墓の方に向けて俺攻撃、防御、素早さ毎回最大値の5ずつ上がってることを報告した。

 攻撃魔法が使えないのは、だいぶ痛い所ではあるがまぁここら辺の魔物相手なら大丈夫だと思いたい。そして転移でお爺ちゃんがいる家の前まで転移した。

 

「お爺ちゃん、剣取りに来たよ」


そう言いながら扉を開けた。


「やっと来たか。今日からはこれを使え」


 それは全くの新しい剣であった。疑問に思い?


「今までの剣は?あれ使い勝手も良いし、今までの剣で大丈夫なのに?」

「この前成人したばかりだろ。それの祝いだよ。後ロードのソードストーンはランクがAなんだよ。今までの剣ではランクオーバーでキャパオーバーなんだ。なのでこの際ランクSにまで対応できるワシの生涯最高の出来の剣を渡す事にした。なんならメグにも新しいレイピア渡しておる。」


 ・・・・え、いつの間にかランクBからAに上がってる?嘘だろ、普通に上がるの5年以上かかるとか言われてなかったか?まぁ5歳の時にあいつらを倒した時なんて最低ランクからDランクに上がってたしな。その時から新しくBランク上限のショートソードを貰った。

 それから13年でAまだ上がるなんてな。まぁそれでも俺まだ半年だぞ。そしてメグも新しい武器持ってたのか。


「爺ちゃん俺上がるの早過ぎない?」

「それはだな、メグと一緒に1週間ほど村をはなれてゴブリンキング討伐クエスト10体倒す任務受けてただろ。それだよ。ショートソードでそんな無茶事したら上がるわ。今回から普通の長さの剣だからな。木刀で持ってるから慣れるだろう。」


 そんなわけで新たな剣を貰い家を後にした。ステータスは、鑑定と唱えた。


【ソードストーンランク対応値】 S

【攻撃】 S

【防御】 S

【魔法耐性】S

【付与スキル】

破壊耐性S 攻撃付与S 防御付与S


 少し歩きながら、3週間ほど前にこの村を統治する小国の偉い連中が訪ねてきた事を思い出していた。

 メグに相談しに来たんだっけ?それに俺も同行って形で俺とメグで倒しに行った事を思い出した。

 本当は、勇者パーティーにメグが臨時加入って形で入る予定だった。

 メグは、この世界の医療界を背負って立てる人間になれるのだから。ゆくゆくは勇者の仲間に加えたかったのであろう。結局メグが俺以外とは、パーティー組みたくないなんて言って困らせたんだったわ。

 本来キングは弱い分類だが、キングは常に自分の村を持っていて、食糧などの問題点から村を襲う危険性があった。それが10体のキングが手を組むことになったら小国本拠地に攻め入るのは容易なことなのだから。

  結局10体のキングは全員別々の場所にいた結果で勇者が出るほどでもなく終わった。

 マスターゴブリンが居なければ、本来C級冒険者数パーティーでクリアできる任務なのだから。そしてキング10体居たところで、マスターには敵わないのだから。


 メグは、俺と同じくレベル20。たしかステータスは、前見せて貰った時にメモったやつアイテムボックスに入れてるわ。

 そのメモ用紙を取り出して見てみると。


【名前】  メグ

【種族】  人間

【年齢】  18

【職業】  冒険者

【レベル】 20

【称号】  聖女 

    


【攻撃力】 100

【防御力】 100

【魔力】  600000

【素早さ】 100

【魔法耐性】100%


【スキル】

ソードスキル

スラッシュ


基本魔法( レア魔法数種類以外)

生活魔法(全員に使える)


攻撃魔法(光魔法のみ)

回復魔法(天賦の才)

防御魔法(天賦の才)


 やっぱ強いよな、メグは...

 そんなことを考えいると、ふと時間が気になり、村の中心にある時計は午前11時30分を指していた。

 今日は、午後3時頃から出発してあのお偉いさん達が住んでる小国ヴィストラに向けて出発するのだ。

 明日の朝には到着し、昼から開催される美少女コンテスト予選の参加者として、出る事が決まっているからである。

 メグによると優勝賞金15金貨が手に入るのである。この前のゴブリン魔石100個で5銀貨、キング魔石10個で1金貨である。

 それから、家に帰りメグの護衛(金は出ない)の準備をしてメグが防御魔法で村のバリアを貼り直して村をあとにした。


最後まで読んでいただきありがとうございます

基本魔法など色々出始めましたね

基本魔法は、サポート系の魔法です

生活魔法は、洗浄などの生活を豊かにする魔法だと思っていただければ幸いです

次回は、小国ヴィストラでの話を中心に書いていきます

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