第155話 新たなる武器たち
楽しんでいってください。
結局、おじいちゃんは俺の話をつまみに飲み始めたのはいいが、1時間もしないうちに酔い潰れ眠ってしまった。
(すまない。誰かおじいちゃん回収頼む)
(俺が行こう。おじいちゃんが仲良かったし会ってみたかっただ)
数分後。
ドアが開き、マークが来てくれた。
抱き抱えようとした直後だった。
「その大剣、いい切れ味だろ」
先ほどまで眠っていたおじいちゃんが、いきなりそう言い出したんだ。
俺たちは心底おどいた。
「あぁ、え、起きてんの?」
「目が覚めたわい。ロード、全員集めぇ」
すぐさまテレパシーで呼び、すぐに皆んな集まってきた。一体何事だろうと言わんばかりに、不思議そうに皆入ってきた。
「武器を見せてみ。鍛治師として、メンテナンスしてやろう」
「「!?」」
そりゃそうだ。世界最高峰の鍛治師に見てもらえるっていうのは、相当なものだ。
「なんなら、新しい武器作ってきたが見るか」
「見たいです!」
ライカのキラキラした目、相当興奮していることがわかる。他のみんなも、ちょっとソワソワしているのが見てとれている。
ボックスから布を取り出し、一斉にボックスから出させる武器達、それと同時にゾワっとした。大剣、剣、双剣、槍がお目見えした。
周りを見ると、身構えたていた。
「どうだ?どれが1番怖い」
「槍!」
おじいちゃんは、フッと笑い頷いていた。どうやらあってるみたいだ。相当な存在感を放っている武器たち、槍以外も相当な代物であることは、間違いないと思われる。
「この槍はな、」
「握った瞬間から魔力を喰うんですね」
遮るかの如くおじいちゃんを言葉を遮った。おじいちゃんは、ほぅとでも言いたげな顔でカレンを見ていた。
「あぁ、そうだ。その分相当な強さになっている」
他の武器もそうだが言えることがある。これは俺たちのために作られた武器であることが明確であった。
「レン以外は今すぐにでも、ソードメモリーの交換で使える様になるがどうする?」
「「使う。強くなりたい!その武器と己自身の強さで高みを目指したい」」
「俺も頼む。まぁ1ヶ月は使えないけどな」
そうしておじいちゃんは、武器を抱えその場を後にした。他の仲間たちもその場を後にするのだった。
レンは、今はあの武器を使うことは出来ない。今のレンは、魔力が練れない状態だ。
少しでも話し相手になってやればいいものを、俺はこの時全くそのことに気がついて無いのだった……。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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今日は少し短めで申し訳ないです。
明日からは通常通りレベルの長さにしますので、今日だけほんと申し訳ないです。
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