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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第15章 え、俺たちって今からアイツらと共闘するの!?
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第149話 ライトニングダブルクロー


 楽しんでいってください。


 さぁ、こっからは私の番だ。イフリートは、まだアイツと戦ってるからそのままにしておいて、こっちは格闘で行こうかしら。

 

「正拳」


 サフィーの顔面に思いっきり一発入れ込んだ。さっきのお返しだと言わんばかりに、全力で殴っていく。それをモロに喰らっているため、他の魔力操作系が一気に傾く。

 雹の雨は止み、豹は消える。一気に流れがまた変わる。


「「しつこいわ!!」」


 気合いで吹き飛ばしやがった!?拳と拳がぶつかる。お互いに一歩も引かず、しまいにはもう片方の拳もぶつかり合う始末である。

 

「はぁぁっ!!」


「「やぁぁっーー!!」」


 一度離れたかと思いきや、次は蹴りが出る。その状況を割って入れるものは居ない。

 

「魔法使いとは、思えない戦い方をお互いしとるのう」


「キンじいちゃん……。いや、私の方を見ないでよ」


 その会話をしながらやる医療ではないような気がすると思う、ライカとマークだった。

 一瞬目を離したうちに両者吹き飛んでいた。

 そこを狙うはソウ。


「いつまでも、弄んでじゃねぞ。蒼風風舞斬り」


「「邪魔すんじゃねぇ。高火力・魔拳」」


 ソウは確かにアイツらの頭上にいた。だが、サフィーはいつの間にか上空に移動しており地面に叩き潰されたのだった。


「え、、、!?」


 先ほどまで、話してたミヤが驚きのあまり声を出していた。いやそれより、私の敵殴り潰されてるけど生きてるの?死んでないよね。

 アイツ倒すの私なんだけど。助ける義理なんてないけどアイツにやられてるのは癪だし、斬りたい。


 次の瞬間には、サフィーの体に双剣による傷が2つ出来上がっていた。

 

「二刀ニ閃」


「「次から次に、サンダーアイスツインソード」」


 片手には氷の双剣、片手には、雷の双剣を装備していた。


 感電、凍らされるか。当たればアウトだね。なんとか、ロードが起きるまでは持ち堪えたかったけど無理だね。

 まぁいいか。絶対に勝ってくれるってわかっているから。


「さぁ、始めましょうか」


 今持てる全てを使って次に繋ぐ。神速からの双剣雷閃(らいせん)で一気に決めにいってやるよ。


「「はぁぁぁっ!!」」


 さっきまでいた地面、触れただけで凍ってやがる。やっぱりあの火力おかしいでしょ。

 咄嗟に、後ろから首狙いに変えたから免れてたけど、それに即座に反応して、雷発生させるとか守備が硬い。

 あんなの双剣じゃない。魔法の杖と化してんじゃん。止まれば、即死級の攻撃が飛んでくる状況下でどう攻撃したら有効打になるかしらねぇ。

 考えれば、考えるほど訳わからなくなって笑ってしまう。どうしたらあんな化け物にもっと凄い一撃を浴びせられる。

 結界が周りに現れた??


「なにやってんの。一緒にやるわよ」


「戦ってくれるのは、ありがたいけどカレン、もう大丈夫なの?吹っ飛んだ挙句、めり込んでたけど」


「バカ言わないでよ。あんなにやられるだけやわじゃないのよ」


「「やっぱあんたは、ここで潰しておいた方がいいみたいだな」」


 たかが、結界の防御壁を壊せないぐらいでそんなこと言われても困るんだけどなぁ。


「ちょっと待って!!私を忘れるな」


「ソウを為に怒ったとお見受け出来る。感謝するぞ双剣の娘」


 あえて、突っ込まないけどしれっと混ざってきたなぁ。いや共闘してるしいいんだよ。やっぱなんかシュールな光景だなぁ。

 結界ないにものすごい衝撃音が走る。雷だ。どう考えても、自然が出せる勢いの雷を超えてるわね。

 

「ライトニング」


 やっぱり簡単に避けられるわね。仕方ないけど試作品段階の技出すか。あーミヤには見せたくねぇなぁ。

 どうしてもその気持ちが勝ってしまう。

 でもなぁ、ロード起きるまでにダメージ与えておきたいし、仕方ないよね。


「一刀の太刀!って腕一本で守るとは、やはりあなたは侮れませんなぁ」


「そのまま抑えておけ、爺さん。神速式・一刀両断!!」


 マジか……!?片腕一本ずつであの攻撃を最も容易く耐え切ってる。

 本当に魔法使いなのって言いたくなるぐらい、化け物じゃん。


「「この程度でやられる我ではない。はぁぁっ!」」


 やばい、空中では逃げ場がない。


「ハイ・ジャンプ。ライトニングダブルクロー」



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