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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
第15章 え、俺たちって今からアイツらと共闘するの!?
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第138話 カレンvsライカ


 楽しんでいってください。


 き、緊張する。まさか、私がカレンと戦うことになるなんて。絶対勝てないよ〜。だってあのカレンだよ。魔法会トップだよ。私なんか絶対敵わないよ。

 さっきの戦いなんて、マーク全然自分らしい戦闘させてもらえなかったじゃん。

 顔面蒼白の状態のまま試合が始まったのだ。


 でも、こんな機会全然ないしやれることはやってみる。そうじゃないと始まらないよね。

 

 気配を消した。


 最初から、気配消しかぁ。警戒されて上に顔面蒼白だったけど、大丈夫かしら。

 まぁ、関係ないかしらね。


「魔弾でも撃とうかしらね」


 はぁ!?やばいやばい。カレン、初っ端から私のいる方向に撃ってきたじゃん。別の方向に逃げられたから良かったけど、殺意マシマシの攻撃にしか見えなかったよ。

 でも、今なら攻撃当てられる。そのまま違う方向に向いててねって神に祈りながら走り出す。

 

「二刀一閃・極力一閃!!」


 剣がカレンに触れようとした瞬間、カレンの周りが爆発した。

 思いっきり吹き飛んだ。あんな近くにいて、どこも欠損してない方がおかしいぐらいの爆発だった。


「あ、みーつけた。ライトニング」


「ちょ、ちょっと無理だって−!もうどうにでもなれぇ斬り」


 瞬間的に座り込んだ体勢から、なんとかライトニングを切った私は、後悔した。

 あ、なんで私これ斬ってるの?絶対やばい攻撃くるじゃん。

 

「双剣・風」


「対策済みよ。風神疾風(ゴッドゲイル)


「え、なにこの風!?威力これ強すぎるでしょ!」

 

 結界と風に押しつぶされそうになっているところで解除され、ことなきを得た。

 

「もう、頭きた!なにがなんでもあなたを倒す!!」


「そう、頑張ってね」


 あの舐めきった態度、まるであの時見せた魔王じゃん。ソウといいマジで腹たつこと続きすぎ。ほんと嫌になってくる。

 まだ、誰にもお披露目してない技がある。


「神速、双剣・風雷剣舞」


 再起不能の一撃を、風のように舞いながら一撃を放つ。次の瞬間だった。気がついたら、結界を突き破りそうな勢いで吹き飛んでいた。


「なに今の?舐めてんの」


 カレンの低い声が辺り一体に響きわたる。この時の私は、 意味不明のダメージでほとんど聞こえてなかったが、地雷を踏んだのだけはわかった。

  

 痛い…それが今の私を占めている。なんで、コレでも私気絶しないよ。丈夫すぎでしょ、この体……。

 組み手でやるような技じゃないのは、分かってる。でもね、コレしか思いつかない。


「神速式二刀一閃・双剣雷閃(らいせん)


「バカヤロウ!!加速式極力一閃」


「加速式一刀両断!!」


 私が、この戦いで覚えてる記憶全部である。気がついたのは、この戦いが済んで10分もしないうちだった。

 カレン以外からは、こっぴどく叱られた。カレンもみんなから叱られていた。

 この戦いは、引き分けということで決勝戦は、ロードvsレンになった。

 とりあえず、この戦いが終わったら誠心誠意謝ろうと思ったのであった。



 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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