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130話 話し合いと当面の目標


 楽しんでいってください。


「メグが出てきた時、ライトニング以外にもハイ・ヒールエデンまでかけてた。だからあの時アヴァロンを発動したの」


 ライカからの質問で、メグが出てくる直前、ライトニングを苦しむ魔王の説明をしていた。

 そしてあの後の言葉、それはそこまで回復できてないことを示唆した言葉だったことを説明した。


「なんにせよ、情報としては申し分ないぐらいだよな」


 マークの言う通りだ。情報として持っていたのは、心臓の位置ぐらいだったのに今では、攻撃の手の内が少しばかり露わになったこと、それはありがたいことなんだよなぁ。


「そのほかにも、俺たち全員のレベルが10上がったこと、しかもフルマックスでだ、元々心臓破壊されると思ってなかったんだな」


 コレでステータス的には、ロード60、私56、レン55、マーク65、ライカ60になった。

 戦うのは、先になるけどもう少し強い魔物と戦うべきね。今までは、なるべく見つからずに行くことが多かった。

 まだ5人でのパーティー戦が弱すぎる。個々が強くてもダメだし、魔王とは確実にパーティー戦になる。

 

「コレからパーティ戦闘を増やそうと思うわ」


「経験が足りないか……」


「私、苦手。殺し屋はソロ戦闘は強いけどパーティー戦は苦手」


「俺も苦手だな。長年あの森を1人で守ってきたんだ」


 これからの目標はひとまず決まった。あとは、ロードが起きてくるのを待つだけなのよね。

 ロードにとって、カイトはいい師匠だったと思う。ロードもカイトを追いかけていたし、カイトもロードを追いかけていた。あの関係性が簡単に崩れ落ちてしまったんだ。今はそっとしておこう。

 心の中でそう思っていたら、ロードが出てきた。


「え!?ロードもう平気なの?」


「あぁ、今から出発しようぜ。絶対に強くなろう」


 その言葉は重く、私たちの中に響いた。

 元気ではなさそうだが、このパーティーのリーダーとして引っ張ってくれるのは、ありがたいところでもある。

 でも、無理だけはしないでほしい。

 とりあえず、寝込んでいる間に話し合ったことを全て話して出発した。

 空がオレンジ色に差し掛かろうとしている時、ウルフベアの群とかち合った。

 岩の地形道で、相手は走り慣れているであろう。


「カレンとレンは後方からの範囲魔法攻撃。マークは、俺とライカが取り逃がした奴らの対処を頼む」


「「了解」」


 颯爽とライカが飛び出す。

 噛みつこうとした所を、双剣で踊っているように首を斬って行った。

 あまり仲間をジロジロ見るものではないなと反省し、剣を振るっていく。

 

「ロード!!音に反応してか、後方にオーガが複数体目視で確認」


「そっちは任せた。マークは臨機応変に対応頼む!!」


 まずは、こっちをどうにかしないと。魔物の数は、目視で確認できるだけで20匹を超える。

 そのほとんどが、腹を空かせてかよだれを垂らしながら襲ってきている。

 

「極力一閃」


 よしこれで3匹撃破。こっち攻撃に反応してか数匹避けられたのが痛いがそれは、あとで倒せばいいだけの話。

 前方から3匹、後方から2匹の挟み込まれた状態か。

 神速で前を突っ切りながら斬るか、ここで待ち構えて居合いで倒すか、迷ってる暇はない。

 

「神速」

 

 神速で走りながら前を斬り伏せ、後方からの奴らはライカが斬り伏せていた。


「助かった!ありがとう」


「いえいえ。二刀一閃極力一閃」


 相変わらず、すげ〜パワフルに攻撃するなぁと思わず見惚れていた。

 まぁ、これを勝機と捉えて走ってくる奴らを斬り伏せたのであった。


「「ダブルインフェルノ」」


 オーガがものすごい爆炎の中消えていった。

 凄まじいなぁ、マジで……。マークは、ウルフベアの対処にあたっており完了した。


「みんな、お疲れ様〜」


「まだまだパーティ戦出来て無かったわね」


 グサっと体に刺さるような言葉が飛んできたが、まだ、俺たちが知り合ってまだまだ日が浅い。これからこれからさぁ。



 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 いかがだったでしょうか?

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