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【完結】ソードストーンメモリー 〜勇者ロードの物語〜  作者: 両天海道
2章奴隷とエルフと謎の青年現る
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第12話 謎の青年現る

2章終わり

 俺達は、あの村を出てから2つの村を越えた。次が小国エルナ前の最後の村とカレンが言っていた。

 そして小国ヴィストラを出て2ヶ月半経ってようやく村に着いた。

 俺達は、とりあえずギルドに向かい小国エルナの情報を聞きに行った。

 

「え、今なんて?」

「小国エルナは2週間ほど前突如として崩壊しました。その他の情報は何も入って来ておりません。」


 俺達は理解するのに数十秒掛かった。マジかよ...2週間前って俺がレベル24、カレンがレベル27になった時ぐらいの時期だった。

 それに対して緊急クエストとしてこの村と小国アルタ(小国エルナから1週間程で行ける国)に出したそうだ。

 それが村には冒険者が居るには居るのだが年齢的にキツいそうだ。

そしてアルタの方はまず集まらないと連絡があったそうだ。報酬を倍にしたが集まらないとのことだった。

 俺達はすぐさまクエスト受注したが、流石に今日は休みたい。今日俺達はクイーズとの戦闘5連戦を強いられてここにいる。

 明日の昼頃には出発しようと話になった。

 そしてこのクエストは、簡単なレポートを転送してくれたら良いらしい。それでも集まらないのは、やっぱおかしいことが起きてるのだろうか?

 俺達は、先に晩ご飯を食べ宿を取り今日はお開きになった。

 その夜のことだった。俺はどうしても眠れずにいた。仕方なく俺は外に出て、気分転換に星を眺めていた。

 そんな時だった。ものすごい殺気を感じたのだ。これ動いたらまず俺は殺られると思っていたのだが、すぐさま気配ごと消えた。

 これ以上外にいるのは、危険だと思い部屋に戻って気づいたら眠ってしまった。

 カレンに朝この話をしたのだが全く感じなかったそうだ。あれは俺の勘違いだったのだろうか?

 そんなことを思いながら俺達は、昼ご飯を食べ村を後にした。

 村から出発して2時間が経った頃森を越えた先ある青年と出会った。剣を携えていて服装からこの辺の人では無いことが伺える。そして俺達はエルナについて知ってことが有ればと思い話を聞いてみることにした。


「すみません。ちょっとお聞きたいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか?」

「良いですよ。何でしょうか?」

「小国エルナって行かれました?」

「行ってないですね」

「そうですか。ありがとうございます」

 彼は少し考えた表情を浮かべ「エルナに行くなら気をつけた方がいいですよ。B級魔物が徘徊してるって噂流れてましたよ。後槍を持っている鎧騎士が徘徊してるそうだよ」


 そんな会話をしていたらキメラと遭遇した。

 俺達はすぐさま戦闘態勢に入り、俺が剣を構えた瞬間にはキメラは首を斬られ死んでいた。

 全く気付かなかった。あそこまで速い動き見たことない。

 

「何あれ、すご」


 そんな言葉が漏れてることにも気にせず粛々とキメラをボックスに閉まっていく。

 

「それじゃ」

 

 俺達はろくにお礼も言えず彼は疾風のように消え去った。

 その後の俺達は小国エルナに向けて再出発を始めた。

 俺達はその後魔物達とエンカウント。さっきの彼みたいにやろうとしたが、上手くいくはずも無い。

 それでも追いつきたい、追い抜きたいと思ってしまう。

 そんな感じで俺達の旅は1週間続いた。

 俺達は小国エルナの関所前にたどり着いた。

 小国エルナは関所から正門までは長く大きな石橋があるのが特徴を持つ国だ。

 正門は閉まっている。そしてもの凄いスピードで槍が飛んできた。

 あれがもしかして槍を持っている鎧騎士なのか...そんなことを考えて避けた瞬間であった。


「インフェルノ」


 俺達の間を通り過ぎようとしていた槍から中心に、魔法を発動させたのであった。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

謎の青年と鎧騎士登場です。

3章更新は3日後となります。

お楽しみに。

明日は2章解説。明後日はメグ編1話書こうと思ってます。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!


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