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第116話 新しい仲間候補??


 楽しんでいってください。


 東門は、最初の方から高ランクの魔物が出ることがあり、非常に厄介だそうだ。

 

「ねぇ、2人とも新しい仲間いる?」


 唐突に聞いてくるものだから、俺もレンも驚いた。


「まぁな、居るに越したことはないだろう。カレンが言うんだから強いんだろ」


「うん。保証すわ。彼は、魔法の杖の元となる木を作ってるやつなんだけど、それがまぁ特殊でね。それを栽培してる凄いやつ」


「待て待て待て。それってマークさんのことだよな」


「さすが、レン。大正解。アイツと私は、幼馴染なんだよね。母親の関係でよく連れてきてもらってたところに、彼は居たのよ」


 俺は、あまりピンと来ては無かったが、そういえば昔じいちゃんが、俺たちの杖をの木をそんな名前の人から買ってたような気がする。

 そうして、俺たちの旅の目的は、ひとまず林業をしているマークに会いに行くことになった。

 俺は、一つ疑問が湧いて聞いてみた。


「マークってどれぐらい強いんだ」


「当然の質問よね。恵まれた体格の持ち主で大剣を得意とする人物。あなたやナバラがやってた、加速剣は余裕で使いこなさせたわ」


 言葉を失った。加速剣を余裕で扱えている……!?俺は、完全初見だったところもあるが、あれを使いこなすってどんなやつなんだよ。

 そうして始まった旅だったが、それは案外早く目的地に着いた。

 王都を出てまだ3日目だ。その昼下がりには、マークが住んでいる森にやってきたのだ。

 この森、異常に結界が貼ってあった。1人しか住んでいないと言うのに、驚きだ。

 それとは別に、人間の気配が微かだがした。気配を消すのが上手い連中だと推測できる。

 これが出来るのは、アイツらしかいないと確信を持って言える。


「殺し屋の気配感じたでしょ。マークのやつ金貨500枚の賞金が掛かってるのよね」


「「はぁ!?」」


 金貨500枚!?え、どういうこと……。俺もレンも言葉を失っていると、カレンの一言で言葉すら発せなかった。


「私の殺した場合、金貨5000枚なんだよね」


「……」


「……」


「まぁ、私の場合殺せないの分かりきってることだから殺し屋界隈では、あまり旨味のない話なのよね。何より、殺した瞬間ミヤに殺されるのがオチだろうしね」


 何言ってくれてんのコイツマジで……。

 仲間にコイツっていたのは、失礼だけど今回だけは、許してくれるだろう。

 多分、推測するに魔法会トップと杖の原材料である魔法の木を作れる職人だからその金額なのだろう。


「一つ言っておくと、マークが特別高純度の木を作れるから高いだけだからね」


 まぁひとまずそれは、置いておいて流石にアレを放っておくのも嫌だし、剣に手をかけた瞬間襲ってきた。

 簡単に避けれる程度の剣だ。余裕だ。

 訓練用の剣を取り出し構える。敵の数は、15人ってとこかな。

 14人は、まだ隠れてるのか。さっさと出てくればいいものを。


「手加減しねぇぞ!一閃」


 避けられた挙句、体制を崩してる奴に一発決めた。

 

「ぐはぁ!?」

 悲鳴が森を響かせる。

 

 襲ってこないのか……。面倒だな。こっちから行くか。

 ハイ・ジャンプで枝に飛び乗り、隠れてやり過ごそうとしたやつにお腹に向けて一撃入れる。

 バランスを崩し落ちた奴は、カレンの風魔法でふんわりと着地していた。


「ロード、上は任せた」


 気配を露わにする。気配決しててもダメならと現れたのだろう。

 上は7人下は6人か。

 まぁ人数いたところで関係はない。ライレベルじゃないとあんまり居ても変わらないしね。

 一瞬のうちに気絶させ終了。下の方も処理は、終わっており軍に運ぶための準備をしていた。

 ここは、特殊なため転移してもここに戻れるようになっている。

 それは、物流関係を良くするためにアンさんの時代に整備されたそうだ。

 結界内の方から足音が聴こえてきた。


「また、暴れたんだな。カレン」


「お、その声はマーク。お久しぶり」


 そこに現れたのは、俺よりも身長も体格もいい大柄な男が現れたのであった。


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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