第10話 ロードvs魔物集団
祝10話達成。
俺達は2週間経ってようやく村に着いた。
そこであの村が軍の監視下に置かれたことを知ったのだ。
まず村に入った瞬間、村人達がようやく冒険者様が来てくれたぞとお祭り騒ぎで、村長とギルドマスターを呼びに行った。
「よくぞ来てくれました。お待ちしていました冒険者様」
俺は頭に???が飛んでいたが話を聞くと納得できた。この村は現在魔物の集団に襲われている。他村や小国エルナのギルドにクエスト依頼をしたが誰も集まらず。
襲われて大体今現在5日目。もうバリアが持たなくなって来ているって言うことだ。
そういうことだったらとカレンが貼り直していた。メグと同じで村に王都と同じバリアを貼っていた。
魔王と敵幹部以外はまともに入らないのでは?そんなことを考えていた。
そういうことなので、俺達はその依頼を金貨10枚で受けた。
最初は断っていたが、断りきれず村長さんが村にいた日数分の費用を、全額出してくれることになった。
カレンは気配感知で村近辺にサーチを掛けた。魔物は何ヶ所の集団を作って行動しており、俺はそれを潰す事で決まった。俺は、とりあえず1番近い集団を叩くことにした。
魔物達に気づかれないように気配を消して「加速、気配感知」と唱えその場所に向かう。
そこに居たのは、ゴブリン20体とキング1体。
影渡り、一閃の発動でキングを一撃で倒す。急に現れた俺に対して挙動不審になったゴブリン達を一閃とスラッシュで倒して完了した。
レベルが22に上がった。
(カレン一つ目の集団終わらしたけど?)
(お疲れ!次の集団はそこから1km離れたの場所だね。それ終わったら帰って来て。もう時期夜が来るから!)
また同じように移動して次の集団に近づいた時異変に気がついた。先ほどから反応が薄くなって2つの反応が大きくなっていた。
(やばい。B級魔物キメラが2体居る。居た集団は奴らに倒されたみたい。俺から見て左奥、それより手前の右側に居るわ)
(マジか...私も行くわ。キメラはA級にするか今でも議論されるぐらいなのに。ここ最近何かおかしいわね。まだ攻撃しないでよね)
(悪い)
俺は、防御魔法を発動して一定時間の勝負で決める。
「攻撃力上昇、影渡り、加速」を唱えて左奥にいたキメラに向かって一閃を発動した。
結果は、死なずとも良いダメージは出せた。それに反応出来た手前右側にいたキメラが、高い殺傷能力のある爪で攻撃して来たのを避けた。
まだ左にいた①は怯んでいて動けそうにない。右の②は、すぐさま新たな攻撃を仕掛けて来たがそれを避けてスラッシュを叩き込む。
それを難なく耐える②。①も復活して襲いかかって来たところを、
「ハイ・ジャンプ」を唱え飛び上がって防ぐ。
①が②に対して止まりきれずに激突。
それを勝機と捉えて①に向かって「攻撃力上昇、影渡り」を唱え。一閃からのスラッシュで止めを刺した。
倒した瞬間だった。キメラにお思いっきり胴体にクロスの爪攻撃を受け、足を噛まれ投げ飛ばされた。
「ライトニング」と聞こえた瞬間だった。
キメラは顔からお尻までライトニングが突き刺さっていた。キメラはトチ狂ったように鳴き声を上げていた。
「あれ?もう一体は?」
疑問の表情で辺りを見回していた。死体を見つけてびっくりしている。
「ロードやるじゃない!とりあえずハイ・ヒール」
そんなことをしていて普通は良くはない。キメラは暴走して火を吹いていた。
それをバリアで被害を抑えていてる。
「すまない。助かった」
「謝罪とお礼は後でたっぷり受け取るわ。とりあえず今はあいつね。離れてて私も戦いたい。」
さーてどうやって倒そうかな?とりあえずもう1発ライトニングにしようかな?
そいつは結局その一撃で倒れたのであった。
俺達は村まで転移で移動して、夜の襲撃に備えたのである。
そして俺は一つ大きな問題を抱えていた。
俺の体につけてた防具が前側ボロボロになっている。それを転送を使って作ってくれたダンさんに送った。
ダンさんは防具専門職人になったお爺ちゃんの弟子の1人である。その人にはテレパシーで伝えてあるので平気である。
少し時間が掛かるみたいで明日の夕方ごろになるそうだ。
そのため今日3つ目の集団が襲って来たら上半身防具無しで戦うことになる。
まぁカレンの防御魔法があれば余裕だろうが、キメラ戦での勝手に挑んだことの反省で戦うのを禁止宣告が出された。
そして部屋から出れないように魔法まで掛けられて、俺では解除不可能であった。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
さて今回は村に着いてからのクエスト依頼編。
キメラ討伐の様子を書きました。
途中①、②の表記が出たましたね。
左奥キメラ①、右手前キメラ②としました。
分かりにくかったら申し訳ございません。
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!
していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!
ぜひよろしくお願いします!




