第100話 闘技場⑦
楽しんでいってください。
そういえば、今回で祝100話達成いたしました。日頃から読んでくださる皆様方、及び最近読み始めたよって方本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!!
俺は、いつもより早く目覚めた。いつも通り、寝付けたはずなのに何故だが分からない。
窓から外の様子を伺うと、軍人、ギルド連中の奴らが明らかに増えていた。部屋の中からでもわかる。よりピリピリしてていて殺気まで感じる始末だ。
気を紛らすために、筋トレをしつつ時間を過ぎるのをただ待っていた。そうして、数十分経ったのち扉を叩く音が聞こえた。
「ロード起きてる?」
「あぁ。今行く」
カレンが待っているので、パパッと綺麗にして扉を開けた。そこには、カレン以外にもレン、フーミルも居た。
「おはよう!朝から筋トレしてたよ」
「何?寝付けなかったの?」
「いや、寝付けたんだが何故か早く起きてさ」
ロードは、不思議そうに考えながらしたの食堂に向かった。朝から大量に食う俺たちを見て、フーミルは唖然としていてた。
そうして、闘技場に着いたのだがやはり厳戒態勢を引かれていた。暗殺ギルドの連中が来てるっていう噂が、ここまでことを大きくしたのだろうと思いつつ俺たちは、中に入った。
選手用の通路、控え室では今回の噂でもちきりだった。だが、この前見た時よりも格段に人が少なくっていた。
「ロードおはよう!やっぱ気になる?」
「あ、リサか。この減り方殺し屋関連か?」
「それもあるけど、レンが運営側に言ってたのが大きな原因でしょうね」
レンが運営側に言ったこと?なんだそれ。確かに運営側に会ってくるとは、言ってたけどそれとこれがどう関係しているのかイマイチピンと来ていない。
「この前のフーミル選手とカレン選手の一件だよ。あの戦い激しかったから、ついてこれないやつを切れって言ったんだよ」
へぇーそういうことだったのか。そんなことを考えていると、扉が開く瞬間嫌な気配が一気にきた。
すぐさまそちらの方を振り返り、何故だか分からないが、すぐさまリサを後ろに隠した。
「え、ちょ、何?」
(静かにしてろ。多分奴らが噂の奴らだ。見ても見られても良いことなんて一つもないぞ)
彼女は、納得した様子ではなかったがこれで良いと俺は、思った。奴らが入ってきてから、一気に空気が悪くなった。皆ピリピリしてるし、殺気まで出す奴が居るほどだ。俺たちは、リサを連れて、廊下の方に来ていた。
「一気に空気悪くなったな」
「みんな警戒してたし、居心地悪かった」
そうして、掲示板にトーナメント表が貼られた。出場者は、16人の名前がずらっと書かれていた。
AトーナメントとBトーナメントに分かれていた。内訳は、Aの方に俺、リサ、不気味な女性、その手下一人。Bの方は、カレン、レン、手下二名、エリナがそこにはあった。
え、エリナ??なんで。何処でも見かけなかった。レンと戦うことになっている。俺たちは、驚いていたがあることを目にして最悪な気分になった。
よりにもよって、リサと女性が一回戦で当たることが決まり、内心気が気じゃなかった。
おそらく狙いは、俺たちだろう。リサは、やる気マックスだし、ここで無理にでも止めるわけにも行かない。だって彼女は俺たちと同じS級冒険者だ。
そうしてアナウンスが鳴った。リサは、満面な笑みで試合スペースに向かっていった。
俺たちも、選手用観客席に移動し、嫌な予感が拭えない形で、見守るのだった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いかがだったでしょうか?
せっかくな100話なのに不穏増し増しな回になってしまった。
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