第88話 賊と謎の男
楽しんでいってください。
あの村を出て数日が経過した。俺たちは、賊の襲撃を受けていた。
見たところ、数は十数人、全員傷を負っている。逃げてきた奴らだろう。焦った様子で、数人こちらに襲いかかってきた。逃げていた矢先に、冒険者に出くわすとは運の無い奴らだ。
「有り金全部置いていけ!!」
「この状況で、まだそれいうの?圧倒的にこっちの方が有利だと思うけど?」
ぐうの音も出ないのか、だんまりを決め込む賊たち。先に手を出してきたのは、賊の方だし戦うなら返り討ちにするんだけどな。
一人が我慢出来ずに武器を構え飛び込んできた。それをスッと避け、蹴りを1発かましてやった。
「もう諦めて降参したらどうよ」
「どれだけ束になって来たとしても、私たちには敵わないと思いますが?」
「舐めやがって!!お前ら行くぞー」
沸点低く…しょうがないやるか。掛かった時間およそ30秒で瞬殺したのであった。
元々怪我してたのもあって、だいぶ手加減したんだけどな。
「こいつらどうするよ?」
「私たちには旅もありますし、木に縛り付けておきましょう」
「武器はとりあえず、届かない場所に縛って置いておこうぜ」
テキパキとカレンとレンは、手際良くパパッとやっていく。コレが、普段仕事でしてた人たちの動きなのか。気づいた時には、感心していた。
俺たちは、また歩き出した。10分ほど経った頃だろうか、何人かの軍人とすれ違った。
「おーい!!10分ほど前に賊と思われるやつ、捕縛しておいたから」
「それは、本当ですか!!ありがとうございます」
軍人たちは、俺たちの来た道の通りに降りて行った。コレで一安心と思いつつ、また歩き出した。
そしてそれからは、夜はまた野営し翌朝になったのだ。
朝、俺たちは食事を済ませ、行こうとした瞬間だった。昨日より、多い賊が取り囲んだのだ。
「大人しくしてもらおうか!」
「どんだけ居るんだよ。マジで……」
呆れた顔をしつつも、訓練用の剣を取り出す。剣を構えて言い放った。
「かかってこい!!潰してやるよ」
「野郎ども、コイツらをやっちまえ!!」
そう言い放った直後には、おそらくリーダーだろう。木々に吹き飛ばした。
相手は、それを見て顔面蒼白だ。逃げようとした奴らも居たが、関係なく叩き潰した。賊のピラミッドが数分後には、完成しておりあっけなく終わった。
「せめて挑んでくるならさ、相手は選ぼうぜ」
「流石に多すぎだね。軍人が少ないかもしれないわね」
縛り上げつつ俺たちは、その場を後にした。流石に、朝ごはん食べた直後にあれは無いわ。
準備運動代わりには、なったけどめんどくさい。さっさと足を洗えマジで……
俺たちは、ようやく森を抜け草原に出た。見渡す限り草原しか無い。
魔物の姿もないし、賊の姿もない。コレはゆっくりできるぞと進んでいく。
1時間ぐらい経った頃だろうか、魔物が群れとなして行動していた。
ウルフベアの群れである。全速力で俺に向かってくる。それを一閃で撃破。
まだまだ、前方から来ているのを、カレンの魔弾攻撃で瞬殺していく。
レンも、素早く的確に仕留めに行った。それはまるで、ラングの攻撃を見ているみたいだった。
レン自身が、より槍の扱いが上手くなっていると感じだ。また、必ず再戦の機会が訪れる。勝てるようにより精度が上がっている事だろうと、思っている。
そうして考えながら、やってるうちに二人が終わらしていた。
「今回、集中してなかったでしょ?危ないから真剣にやりなさい!!」
「すまん」
そうして、周りを片付けて一休みをしていた最中、先ほどまでピラミッドを作っていた所で事件が起きていた。
「や、やめろ。落ち着け」
「おらおらおら!!」
大男が、鎖に繋がれた棘がついた鉄球を、軍人、賊など関係なく攻撃していた。
辺りは、血の海が出来ていた。それによってくる魔物すら亡き者にしていたのであった。
「お、お頭。もう辞めましょ!!アイツらが追ってくるかもですし」
「誰に言ってんだ!!」
「す、すみませんでした」
逃げ出してぇ。何で今の攻撃生き残っちまったんだ。早く、誰でもいいから止めてくれないかな。
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