この気持ちを伝える前に
ヒューードン!!痛い…熱い…あぁ、またか…またあれが来るのか…
初めてそれが起きたのは、そう、あの時だった。
「よぉ、ひっとしー!」ハスキーでうるさい声が近づいてくる。彼女の殴りかかってくる拳をひょいと避け、携帯に戻る。
「おわっと!」彼女が転びかける。転べばいいのに。彼女の名前は湯川 琴幼なじみだ。
「まぁたラノベなんか呼んでんの??よく飽きないね〜ひとしも」余計なお世話だ。
___ここまではいつも通りだった。___
ドス。体が暖かくなる、意味がわからなかった。…まぁ、今も分からない。僕はみっともなく、「は、、え、、?な、、なに、が…」
前言撤回みっともなくない普通の反応だ。こんな光景ラノベですら見た事ない。ただ、僕の幼なじみは、ただ殺人鬼だったようだ。僕は(あぁ、このまま転生とかするんだろうな…楽しみだな)など馬鹿なことを考えていた。誰しも死ぬ時はやり残したことやら友達との思い出などを考えるのだろう。だが、僕も彼女も常人と少し違い、
ネジが少し外れていたのだろう。
これは、僕が100回以上の人生を経験する普通の物語だ。
初投稿です!至らないところもありますがどうか暖かく見てあげてください!