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平凡な英雄記  作者: 霊鬼
第3章〜魔王と呼ばれた勇者〜
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1.魔王と呼ばれた勇者

第3章が始まるヨ。

この世界には三つの大国が存在する。


一つ目は言わずと知れたグレゼリオン王国。一つの大陸を丸ごと支配していることから大陸国家とも言われる全世界で一位の面積を持つ国。それと同時に世界で最もダンジョンの保有数が多い国であり、そのことから冒険者の聖地であるとも言われる。また、世界で唯一地上の魔物を一掃した国でもありそのおかげか安全性も高いので人もよく集まる。名実共に、世界最強の国である。


二つ目は三霊共和国。ドワーフ、エルフ、 獣人が集まる国。エルフは種族的特徴で公平公正でなければいけないというものがある。でなければエルフはダークエルフとなってしまうからだ。故に、エルフが司法、立法、行政の全てを司っている。ドワーフが生産を行い、獣人が肉体的労働を行い、エルフが魔法的労働を行う。この世界で数少ない民主主義国家でもある。


三つ目はオルゼイ帝国。グレゼリオン王国は世界一の環境を誇り、三霊共和国は三つの種族が集まる世界一幸福な国。ならばオルゼイ帝国は?


オルゼイ帝国は世界最強の軍隊を保有している。確かに総合的な武力ならばグレゼリオン帝国が上であろう。しかし、グレゼリオンが武力には冒険者も含まれる。つまり単純な軍、つまり騎士団が戦うならばグレゼリオンは敗北する。


それこそが七つの騎士団。騎士団にはそれぞれの役割があり、その役割の下行動する。



第一騎士団は『戦闘』を。


第二騎士団は『治療』を。


第三騎士団は『魔法』を。


第四騎士団は『対軍』を。


第五騎士団は『守護』を。


第六騎士団は『暗殺』を。


第七騎士団は『自由』を。



そしてこの七つの騎士団の団長こそが『七大騎士セブンスナイツ』。この七人は皇帝の相談役でもあり、『七大騎士セブンスナイツ』と皇帝で政治を行う。





そしてその中の第七騎士団団長にして、七つの騎士団を総括する筆頭騎士。それこそが『魔王』シンヤ・カンザキ。今回の物語はこの男との物語だ。

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