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平凡な英雄記  作者: 霊鬼
第2.5章〜我らが夏休みは最高である〜
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6.英雄へと至るために

英雄とは何か。


それは人によって考え方は違うだろう。みんなの先頭に立つ、先導者であるか。常識を覆す、改革者であるか。万人を救う、救済者であるか。



しかし、少なくとも俺の考え方は違った。子供の頃、みんなが見るようなアニメで、特撮で。ヒーローを見た。それはみんなの前に立てなくても、普通の事だとしても、万人を救えなくても、


かっこよく感じる存在がいたのだ。



そして気付いた。英雄とは、何か。自分の中での答えは一つにストンと、幼いながら確信した。これ以外にないと。



誰よりも自分の信ずる道へ進み、それが大衆に批判されていても、自分の信ずる正義をありとあらゆる手段で追求する。


行動に一貫性がなく、自分の非を認められない愚者は英雄ではない。英雄とは貪欲であり、自分勝手であり、他人思いなのだ。



しかし、自分の思う正義を成すには力が必要だった。だから俺は朧げに決意した。



そしてその願望は忘れ去られ、決意だけが残ってしまった。それが俺だ。






英雄とは多数に賞賛される必要はない。ただ折れてはいけない。自分の信じることのために命を賭けれるか。それだけが、条件なのだ。


だから死んでも、親友を、家族を。守れる力が欲しい。誰かを救う力が欲しい。不条理を、理不尽を、不幸を吹き飛ばす。そんな力が、俺は欲しかったんだ。

この話の投稿日から現在までの期間で、この小説の修正を行っています。理由としましては私自身があまり満足できる描写ができなかったことと、設定に関する矛盾点などの改善のためです。私の自己満足で書き続けているのもあり、もっと自分の思いが伝わるようにするためにこのような策を取らせて頂きました。


もし少しでも私の小説を楽しみにしている方がいらっしゃったら、本当に申し訳ありません。読む分には全く支障はないので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。



11/5 修正が完了しました。話の大筋は変わりませんが、設定や細かい所が大幅に修正されています。ご迷惑をおかけしますが、気になるという方は読み直すことをお勧めします。本来、読み直す必要が無いように改編するつもりでしたが、私の事情でこんな事になってしまい本当に申し訳ありません。

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