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平凡な英雄記  作者: 霊鬼
第2.5章〜我らが夏休みは最高である〜
67/240

1.最悪で最高な夏休み

××××××××××



【ジン・アルカッセルLv5】

[神位技能ゴッドスキル]勤勉インダストリア、剣神、神域の瞑想

[上位技能アークスキル]水王

[闘気]error

[魔力]error



××××××××××



これが俺の現在のステータスだ。シルフェと戦ったらレベルが上がった。本当にこの世界のレベルの上がる原理がよく分からない。


ついでにシルフェのステータスも載せておこう。



××××××××××



【シルフェルド・フォン・ファルクラムLv5】

[神位技能ゴッドスキル]慈悲パシエンティア、剣聖

[上位技能アークスキル]家事

[闘気]6

[魔力]8



××××××××××



これがシルフェのステータス。前に見せてもらったものだ。剣聖は剣王と聖者の複合スキル。回復ができる剣士って意味。慈悲パシエンティアは、まあ美徳系スキルですよ。何が切っ掛けで手に入ったは知らないけど。回復系の能力らしい。


というか貴族が家事のスキルって・・・そういうのって使用人がやるもんじゃねえのかよ。



「またレベル差ついたのかよっ!」



まあそんなわけで嘆いているのがアクトだ。悪魔を討伐して俺らがレベル4に上がった時も急いでレベル上げに行っていたが、まあまたレベル差がついてしまったわけだ。



「三人パーティでよ、なんでいつも俺だけが置いていかれるんだよ。アレか?日頃の行いが悪いのか?」

「なんだ分かってんじゃねえか。」

「認めてんじゃねえよ!そういうのは嘘でもそうじゃないって言うもんだろ!」

「友人の間には隠し事なんて無い方がいいじゃないか。」



俺はそう言って嘲笑する。



「じゃあ俺はダンジョン行ってくるぜ。直ぐ追いついてやらあ。」

「ついて行こうか?」

「『愚王の黒眼』が使いこなせるようになったんだし、余裕に決まってんだろ。絶対に追い抜かしてやるからな!」



走ってその場を去るアクトに手を振る。さて、ここ最近の近況報告もしようか。俺は最近生徒会長に色々と教えを請うている。具体的にはスキルの使い方だ。闘気は父から、魔力は師匠から、スキルは会長からと。色々と師に恵まれている気がする。



「さて、今日から部活動の合宿か。」



俺は欠伸をしながら体を伸ばす。帰宅部の合宿。三日間迷宮に篭り、様々な帰宅術を学ぶ。いわばサバイバルだ。



「楽しそうだな。」



俺は無邪気な笑みを浮かべた。

……違うんや。手抜きやないんや。だってしょうがないやん。シリアスな話全然ないし。伏線の張りようがない章なんだよ。というわけで第三章始まります。

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