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平凡な英雄記  作者: 霊鬼
第5.5章〜アカシックレコード〜
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3.越位魔法

「さて、越位魔法か。それならちょっと復習から始めようか。」



そもそも、魔法は階位という階級で分かれている。数が少なければ少ないほど弱く、大きければ大きいほど強い。



「第0階位は初級魔法に分類される。庶民的な生活でよく使うことから生活魔法とも呼ばれるけどね。基本的に攻撃性がなく、生活に必要なぐらいの威力しかない。」



灯火トーチ給水タップなどがこれにあたる。人間であるなら誰もが使える程度の難易度。



「そして第1階位から第10階位までを階位魔法と呼ぶわけだ。ここからがいわゆる実用的な魔法というやつだよ。」



第1階位魔法は最も弱い魔法

第2階位魔法は弱い魔法

第3階位魔法は実用性がある魔法

第4階位魔法は便利な魔法

第5階位魔法はよく使う魔法

第6階位魔法は大きな魔法

第7階位魔法は強い魔法

第8階位魔法はとても強い魔法

第9階位魔法は大きくその場の状況を変えることができる魔法

第10階位魔法は神と並ぶクラスの魔法


もちろん厳密な定義はあるが、噛み砕けばこのような感じで区分される。



「肝心な越位魔法とはそれ以上。つまり第11階位魔法以上を指す。神をも超える魔法を越位魔法と呼ぶ。ジンの『太陽星(リギル・ケンタウロス)』なんて第12階位はあるんじゃないかな。事実闘技場はあの後消し飛んだらしいしね。」



そうやって愉快に笑う。



「アクトの『宇宙の原初(ビックバン)』なんかは沢山の魔法を複合させて無理矢理越位魔法へとしたものだ。魔力が足りないなりにやり繰りしたんだろうね。」



更に青年は笑みに深めた。



「さて、名残惜しいが越位魔法の紹介もここで終わりだ。次は伝説魔法(レジェンドスキル)だね。」

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