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ア戦sioン  作者: 唖ヰ路 むネん 
第一章
4/36

契約違反 0.3

 榴輝と公園で別れてから暫く、菫青はひたすら我が家への道を歩んでいた。家は首都の中でも外れの方、古い木造建築が比較的多く残っている地域に在った。そのため、依頼の現場となる事が多い人口密集地域からは、地下鉄に乗っても数十分はかかった。その日の仕事は比較的家から近い場所だったものの、足を使う仕事だけに、交通費がかさむのは悩みの種だった。


 秋の終わりともなると日が落ちるのは早く、空は真っ黒な闇に包まれていた。とは云え、ここは日本で一、二を争う大都市である。夜道の暗さに悩む事は無い。


 もう少しで家に着くという所で、突然、後ろから声を掛けられた。


「菫青!」


 振り返ると、上下紺色無地の制服に身を包み、右手に携帯デバイスを握った、薄い茶髪の女が駆け寄って来る。彼女はスクールバッグを引っ提げた左手を肩に回し、タイを緩めた首元から胸元にかけて、白いシャツをパックリ開けてその白い肌を夜風に曝していた。この女、出で立ちから都会育ちを如実に感じさせる女子高生、翡翠翠ひすいみどりの制服姿を見る事はまあまあ珍しかった。


「日曜なのに制服かよ。補習でもあったのか?」

「まあねー。そっちはどこ行ってたの? 仕事?」

「仕事」


 素っ気ない返事を返し、追いついた彼女を伴って歩き始める。補習があったにも拘らず、翠はいつもとさほど変わらぬ様子で鼻歌を歌っていた。

 まばらに昔ながらの電柱が立ち並ぶ、首都とは思えない程閑散とした通りを歩きながら、菫青は翠と二人並んでいる事がごく当たり前の事のような、全くの偶然であるような、不思議な気持ちになった。

 翠は榴輝と同じく、小学生の頃からの幼馴染であった。然し、榴輝と翠が決定的に異なっていたのは、彼女も又菫青と同じように平凡とは云えない環境にあるという事だった。菫青が、家族がいない・・・事による問題を抱えているとしたら、翠は家族がいる・・事による問題を抱えていた。が、菫青は出来るだけその話題には触れないようにしていた。


「ついさっき、安山駅近くの公園で榴輝に会ったんだけどさ」

「ヘー。一緒にいたんじゃなくて?」

「たまたま。あいつ、何であんなとこにいたんだろうな……」

 

 菫青は実のある返答を露も期待せずに、何気ない日常の会話の一つとして翠に問いかけた。案の定、答えは予想を裏切るものではなかった。


「塾の帰りとかじゃない? リュウ君は勉強家だからね」


 榴輝と翠は別々の高校に通っていた。榴輝は例年入試倍率が軽く一〇を超える進学校に通っているのに対し、翠は底辺だのFランだのと、巷ではあまり良い噂を聞かない高校に進学した。そんな校風のせいもあってか、毎日必ず登校する榴輝とは違い、翠は無断欠席が多い(本人談)。菫青が「高校に行かずに何をしているのか」と聞くと、大抵同じような不登校の連中とつるんでいるんだと彼女は答えた。それだけなら彼も「救いようのない奴だな」と貶して終わりなのだが、翠はたまに菫青の仕事を手伝ってくれたりする。それでもって案外役に立つものだから、菫青もなんだかんだ云って学校をサボる翠を当てにしていた。

 菫青と一緒に仕事をする時、翠は彼のもう一つの手足となって良く働いた。尾行をする時には菫青の恋人役に徹して、ターゲットへの接近が難しい状況に置いても違和感なく振る舞えるようにしたり、或いは彼女自身が直接目標に接触する事で菫青の欲しい反応を引き出したりした。翠はその容姿や一寸ちょっと隙が有りそうな雰囲気から、男性を相手にした時の囮として使うには抜群に適した人材だった。

 菫青は翠が女性としての魅力を武器にして自分の為に働いているのを見る時、それは果たして良い事なのだろうかと自問する声を絶えず耳のそばで聞いた。そして翠がもうやめたいと云い出してきた時には素直にそうさせてやろうと、常にその時に備えていた。自分の都合で翠から自由を奪う事だけは絶対にしたくない。それが彼の第一信条だった。見方を変えれば、そこまで強い決意をしなければならない背景には、彼がそれだけ『翠に依存しそうになっていた』という事実があった、という事でもあるのだが……。


「今日のご飯は何でしょう?」


 スクールバックと一緒に肩甲骨にのせていた『スーパー真亜決都』と書かれたビニール袋を見せながら、翠が聞いた。


「知らね、見当もつかない」

「あんた、心を読めるのが唯一の取り柄なんでしょ? しっかりしなさいよ」


 翠の軽口は少しだけ重いのが特徴だった。


「無理だね。指向性がないから」

「はぁ~~、ほんっっっとに役に立たないわね」


 嘘ではない。人の思考を読めるといっても超能力の類ではなく、あくまで視線や話し方、仕草などを見たり、聞いたりして推測するものである。故に何でもかんでも分かる訳ではないし、絶対に的中するとは限らない。それでも実績としては、直感的に感じたものの九割は当たっていると云って良かった。もしそうでなかったらこんな仕事はとてもじゃないが、やっていられない。

 翠の頭の中にある夕飯が見えないのはそれだけが理由ではなかった。何故なのか、その理由は分からないが、昔から翠の思考だけはどんなに読もうとしても、決して読めなかったのである。


「まあいいけど。楽しみに待ってなさい」


 翠は殆んど毎日のように菫青のアパートに来ては夕飯を作った。若干グレてるくせに料理の腕は悪くない。それが悲惨な家庭環境の中で生き延びる為に自然と身に付けたものだとしたら、何とも皮肉な話である。

 そんなこんなお喋りしている内に、木造住宅街の一端にある菫青の家が見えてきた。倒壊寸前のボロアパート。雨ざらしのせいで錆びついた外付け階段を上り、二〇一号室の鍵を回す。あって無いような玄関で靴を脱ぎ、キッチン兼廊下を抜けた先にあるのが六畳の一間。この部屋だけが、菫青の安寧を預かる空間だった。

 中学二年まで家族四人で住んでいた家はそっくりそのまま売り払ってしまって、今はもう無い。その時分、とにかく御影の入院費、治療費が必要だった。


 翠は早速、猫のひたいのような台所で何か作り始めた。残念ながら冷蔵庫は無いので、翠は毎回わざわざ食材を買って来てくれた。菫青はというと、部屋の隅に置いてある卓袱台ちゃぶだいの前に座って、夕飯が出来るのを待つ。その間に、スマホで依頼が来ていないかを確認する。


 クライアントは主に、ネットで菫青の事を知って連絡をよこしてくる。SNSに、『異性の気持ちが分からずに困っている貴方や、夫の浮気を疑っている貴方! その問題、私が解決します。一級の読心術師があなたが知りたいあの人の心の中を丸裸にします。まずは気軽にお悩みを投稿してください。(注、他の人には見えないようになっています。個人情報は厳重に管理いたします。』と発信し続けているからだ。怪しさ全開にも拘らず、藁にもすがりたい思いの人や興味本位で相談してくる人など、依頼人は結構多い。週に十数人からの依頼があるのはざらだった。


 今日はどんな依頼が来ているかと思って眺めていると、一つ変わった投稿が目についた。


 依頼主は恐らく男。内容はかなり珍しいもので、トランプゲームで相手の手の内を読んでほしいというものだった。どうやら、ただの遊びという訳ではないらしい。謝礼は取り分を山分け…………悪くない話だった。


 なるほどこういう手もあるのかと、己の才能の新たな使い道が開拓された事に感動を覚えつつ、相手に詳しい情報交換の申請をする。簡単な自己紹介を打ち込んでいると、突然インターホンが鳴った。翠がはーいと云って応える。鍵が回り、それからお帰りという声。ドアがガタンと閉まる音がした。


 この時間に尋ねてくるような人間は一人しかいないが…………今日に限っては来ないだろうと思っていた。その予想は見事に外れた。


「菫青……」


 榴輝は少し不機嫌そうな口調で部屋に入ってきた。


「おう、来たのか。てっきり今日は来ないものと思ってたぞ」

「そういうわけにはいかない。丁度、君には話したいこともあるしな」


 後頭部を掻きながら立ち上がり、榴輝の後に続いて玄関に向かう。狭い廊下を、翠の邪魔にならないように気を付けながらすり抜ける。


「できるまで、まだかかるのか?」

「ん~、あと一五分!」


 翠は料理を作る手を休めずに返答する。


「じゃあ、ちょっと行ってくる」

「はーい」


 この会話だけを聞いていると、まるで新婚の夫婦のように思えなくもないが、彼等の置かれている境遇はそんなに明るいものではなかった。



 ……***……***……***……



 菫青と榴輝はボロアパートの裏にある、ちょっとした空地にいた。お互いに、何も云わなくても準備運動を始める。それが終わると榴輝は菫青の方に向き直り、二人とも”我流”の構えをとる。菫青は右手を前方高めに出し、脚を前後に開いた武術寄りの構え。榴輝は両手の高さを揃え、足も体軸の近くでまとめたボクシング寄りの構え。先に仕掛けたのは菫青だった。


「で、話って何だ?」

 

 菫青は質問を飛ばしながら榴輝に詰め寄り、右ストレートを放った。榴輝はこれを左腕で流すとそのまま右アッパーの体制に入るが、それを打つ事はない。なぜなら、相手は既にリーチの外に出ていたからである。


 一拍置き、今度は榴輝が踏み込んでくる。右ストレート、左、右、……おっと、今度は右足の蹴り。榴輝は攻撃した腕の戻りが速く隙が無い。その上連続で攻撃するスタミナもあった。然し、冴え渡る攻撃の全てを、菫青はギリギリでかわす。十連撃、十五連撃、二十連撃と重ねられても、そのすべてを避けるか、いなし続ける。これは当然の事だった。

 ひとたび菫青が敵の前に立てば、その攻撃で予測出来ないものは無い。敵意や殺意ほど指向性の高い感情というものは、他に存在しないからだ。故に、これぐらいの動きは朝飯前だった。無論予測出来るからといって、体が反射出来ないのでは意味が無い。日々のトレーニングを欠かさないのはそれを実現させる為であった。


「ふぅ……ふぅ……」


 流石の榴輝も筋肉に乳酸が溜まったか、攻撃の手を止めて後ろに後退する。それでもガードの構えを崩さないのは大したものだった。


「どうした、怒っているのか?」

「あえて聞くなんて人が悪いね、君は」


 榴輝は小刻みにジャンプし、身体を整える。


「じゃあ僕が何で怒っているのか、あててごらんっ!」

 

 榴輝は再び踏み込んでくると、思いっきり体重を乗せた右ストレートを放つ。



 ――――バチンッという、大きな音が響いた。



「……わざと受けたね?」


 榴輝は苦笑いを浮かべながら問う。


「さあな」


 菫青は榴輝の拳を掴んだ左手を向こうに押し返した。


「俺があの女のことを聞かなかったのが、そんなに気に食わなかったか?」

「そうだよ。なんだ、ちゃんと分かっているじゃないか」

「残念だがそうじゃない。お前が怒らなかったら、自分から聞くことはなかった」 


 菫青の言葉を聞いて、榴輝の表情が曇った。


「でも、今回はお前に免じて聞いてやるよ…………あの女はどうなった?」


 榴輝はまだ納得していない様子だったが、今日のところはこれで良いと思ったのか、緊張を緩めると話し始めた。


「彼女はちゃんと家まで帰れた、と思う。君がいなくなってからもしばらく放心状態だったけど、だんだん意識がはっきりして歩けるようになったからね…………ひどく傷ついてはいたけど」


 こちらを覗き込むような視線を送ってくるので、菫青は顔を逸らした。


「詮索はしないんじゃなかったのか?」


 少し声を大にして言うと、榴輝は「分かった、分かった」と笑いながら引き下がった。


「それより、お前こそ何であんな所にいたんだ?」


 菫青がそれとなく水を向けると、


「え、僕かい? 僕は……ちょっと用事があってね」


 榴輝は少し慌てた様子でそう答えた。何か裏がありそうだが、嘘は吐いていない。


「実は前から思ってたんだけど……」と、榴輝は唐突にそう切り出した。「もしかしたら僕にも、君のような超能力があるかもしれない」


 いきなり何を云い出すかと思えば、普段の真面目一辺倒の榴輝からは想像も出来ない程空想的な言葉が出てきた。もしそれを冗談のつもりで云っているのだとしたら、


「笑えないな。それに、俺のは超能力じゃないって云ってるだろ」

「いや、君の読心術はもう超能力の域に達しているよ! どう考えても普通じゃないだろ!?」


 何気に失礼な云い方だが、間違ってはいない。然し、この期に及んでやけに超能力だと決めつけたがるのは気になった。それでつい、菫青は余計な口を滑らした。


「ま、俺は普通ってヤツが一番嫌いだからな。普通の奴はいつも普通の顔して普通のことしか云いやがらねえ。そんなんで、普通じゃない人生を送ってきた人間の何が分かるってんだ。普通の奴は一生普通のまま、地べた這いつくばって生きてろ」


 『普通』をやたら強調してまくし立てると、榴輝は只々苦笑いするだけだった。


「それで、お前の超能力って何?」

 

 話を元に戻し、一体どんな珍回答が出てくるやらと身構えていると……、


「君がどこにいても見つけられる能力」と、榴輝は真顔で云い放った。


「いや、マジで笑えねえ…………」


 それは予想の遥か斜め上を行く回答だった。


「おーい、ご飯できるよ~」


 声がして、二階の窓を見ると、翠が顔を出して手を振っていた。どうやら、あっという間に一五分経ってしまったらしい。


「食べていくよな?」

「そうだね。じゃあ、遠慮なく」


 菫青と榴輝は部屋に戻り、タオルで汗を拭いてから食卓についた。何も云わなくても、翠は榴輝の分まで用意している。こういう時、やはり彼女の存在は自分たちにとって重要なものであると痛感する。小さな卓袱台は部屋の中心に移され、その上にご飯、肉じゃが、菜っ葉のおひたし、味噌汁が、きちんと三人分並べられていた。


「「「いただきます!」」」


 三人は申し合わせたように、行儀よく手を合わせてから食べ始める。


「うん、翠の料理は相変わらず美味い!」


 榴輝が肉じゃがをほおばりながら感想を述べた。


「そう? よかった」


 翠は榴輝に笑顔で応える。それから菫青の方を見て、「まったく……」と呆れたような声を出し、小さく嘆息する。


「リュウ君はいつも『美味しい』って云ってくれるのに、それと比べてあんたときたら…………何か気の利いた褒め言葉の一つでも云ってみなさいよ!」

「そんなこといちいち云ってられっか、バカじゃねえの」

「あーまたそんなこと云ってるぅ~。だからあんたは彼女できないのよ!」


 翠は人差し指をビシッと突き立てて小馬鹿にしたように云う。


「余計なお世話だ。つーか、お前だって彼氏いないだろうが」

「あたしはいないんじゃなくて『つ・く・ら・な・い』んですぅ~! 男の一人や二人、いつでも彼氏にできますぅ~」

「うわっ、それってビッチじゃね? 絶対ビッチだろ。うわ~、家の中にビッチがいるわ~」


 そう云いながら菫青が蔑むような目で見ると、


「ひどいッ! リュウく~ん、菫青がウチのこといじめる~」


 翠はわざとらしく泣きまねしながら榴輝の肩に寄りかかる。


「まあまあ、二人とも…………」


 榴輝は本気で困ったような顔をして、仲裁に入ろうとする。


「何騙されてんだよ。その女の顔見てみろ」


 榴輝が「えッ?」と云って翠の顔を覗き込むと、彼女は急にピタッと泣きまねを止め、ケロッとした表情で自分の場所に居直し、もぐもぐとご飯を食べるのを再開する。


「だ、だまされた……?」


 榴輝は半ば本気で肩を落として、皿の上のじゃがいもを箸でつついていた。


「リュウ君はいい旦那さんになりそうだけど、それ以前に悪い女に騙されそう」 

「同感だ」

 

 菫青と翠は若干大袈裟にいじける榴輝を横目に、肉じゃがを食べ続けた。



 ……***……***……***……



 夕飯を食べ終えた頃には、もう八時を過ぎていた。翠はともかく、榴輝は明日学校がある。これ以上の長居は出来ないという事で、二人とも帰り支度をし始めた。


「翠を家まで送ってくれるか? もし無理だったら俺が送るが」


 この時間に女の子一人で夜道を歩かせる程無神経ではない。たとえそれが不登校の半グレ翠であっても。


「いや、僕が送っていくよ」


 榴輝は快諾してくれた。


「じゃあ任せた」



 二人が手を振って遠ざかっていくのを見送った後、菫青は洗い物を片付けてから日課である筋トレを始めた。腹筋、背筋、腕立て伏せ五〇〇回。ダンベルを使ってカール、プレス、サイドレイズ等。それが終わったら今度はランニングを一〇キロ。もちろんただの趣味でやっているのではない。体力や筋力が必要になる依頼も、稀にだがある。そういう依頼は危険がつきものだが、報酬も多い。


 こなすべきメニューをすべて終えてから、菫青は近場の銭湯まで歩いて行った。彼の部屋にはかろうじて水道、ガスコンロ、トイレがついていたが、風呂は無い。汗を流したかったら近所の銭湯に行かなければならなかった。

 全身を一通り洗い終えてから浴槽に浸かると、夜風で冷やされた身体に熱が染み渡った。この瞬間が一日で一番リラックスできる。なんせ、銭湯は人が多くても問題ない。こんな気持ちのいい場所で、心の中がささくれ立っている人などいないからである。



 家に戻った菫青は、先ほど榴輝の登場で中断された投稿への返信をする。相手にゲームが行われる店の場所や時間など詳しい情報を尋ねたところ、さっそく返事が返ってきた。どうやら菫青の生活圏からそう遠く離れていない場所、繁華街の隠れ家的バーでそのゲームは行われるらしい。相手はまだこちらの読心術を完全には信用していないようだが、それは実際に会った時に証明してやれば良い。

 

 菫青はこの依頼を受ける事にした。


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