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6/6

6夜 ひさびさの続きですわ

めちゃくちゃ期間が空いてしまいましたわ。

諸般の事情があった、ということでご理解いただけましたら幸いですわ。


何にせよ気を取り直して再開ですわ。


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念のためあらすじですわ。


大神官さまに、大巡礼に行くように言われてしまいましたわ。

大巡礼って何?と聞いたら叱られてしまいましたわ。


………驚くほどシンプルなあらすじでしたわね。

何にせよ続けますわ。


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「バカー!」


大神官さまはブチ切れましたわ。

大神官さまほどの方がこんなに怒られるとは………いえ、思ってはおりましたけど、そもそも今まで何度となく怒られておりましたけれども。

それでもここまでの剣幕ははじめてで、ビックリしてしまいましたの。


「大巡礼、本当に行きたくないと言ったのか!?」


「は、はぁ…。逆に行く必然性を知りたいですわ」


「逆の逆に! 聖女が行かないとかありえる!? それって菜食主義のオークみたいなもんじゃよ!? 存在しないよ!?」


「そ、そういうものですか…」


「大巡礼がどんだけ大切なことか知らないわけじゃあるまい!?」


「し、知りませんわ」


「えー!?」


さらに大神官さまは興奮されます。


「落ち着けワシ落ち着けワシ落ち着けワシ…!」


「そうですわ、落ち着いていただかないと、大神官さまの名折れですわ」


「バッキバキに折ろうとしてる側がそれ言う!?」


そう言いながら大神官さまはさらに深呼吸をされます。


「はぁっはぁ…! 大巡礼はな、すべての聖女候補が行う儀式じゃ…!」


「はぁ」


「そしてこの大巡礼を完成サせたときこそ、晴れて、聖女になれるんじゃああ!」


「はぁ」


「どうじゃ!? すごいじゃろ!?」


「はぁ」


「『はぁ』以外言ええええ!」


「そ、それは…すごいこと……」


「………」


「ですの?」


「ですのよおおお!」


大神官さまの血管が真っ赤になっているのが見えますわ。


「大神官さま、興奮のあまりお言葉がおかしなことに」


「それはいいんじゃよ! ていうか聖女、なりたいじゃろ!?」


「い、いえ別に…」


その瞬間、大神官さまが魔法を唱えそうなポーズを取ったので、あわてて止めましたわ。

あれは間違いなく雷魔法のポーズですわ。


「な、なりたいですわぁ!」


「そう来なくっちゃあ!」


は、話を合わせるのも大変ですわ…!


(つづきますわ)


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