小学校編 91時間目
「皆様。本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。それでは、青葉春風小学校運動会の開幕です!まずは、ブラスバンド同好会のファンファーレをお聴きください!」
「は、はじまった……!!」
「ま、また緊張してきた……」
「ど、どうしよう……!!」
「みんな、深呼吸!木管みんな頑張ってきたんだからね!」
「ふぅ……。深呼吸……。」
「お、おい!緊張してるのか!」
「そっちこそ。」
「俺は緊張しないって!」
「まあまあ2人とも。そんな緊張することないって。落ち着いて。」
『緊張してない!!』
「はいはい。」
「せっかくの初舞台なんだから、緊張なんてしないで。みんなで練習してきたんだから。絶対うまくできるよ。」
「先輩……!!」
「緊張してないですっ!!!」
「めめちゃん!手、震えてるよ!大事なシンバルなんだから!頑張って!」
「ぶ、ぶちょぉ……。」
「めめちゃんならできる!!それに、打楽器のみんなを信じて頑張ろう!」
「……は、はい!!!!」
「みんな大丈夫かな……」
「緊張してたって言ってたね。」
「みかが緊張なんて珍しいわよね……。大丈夫かしら……。」
「は、はじまるよ!」
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「みんなすごい!!」
「あんなに上手になったのね……」
「過去最高!!みんな本番に強かったみたい!」
(楽しいっ!みんなでこうやって演奏できること!)
(緊張……実はまだしてるけど、木管のみんな、クラリネットのみんなと一緒に演奏してるから……!)
(なんだろう……この安心感!!)
(やっぱり楽器って楽しい!)
(楽器でならあいつらとも分かり合えた感じがする。)
(シンバルシンバルシンバルシンバルっここだぁ!!……き、決まったぁ!!!部長っ!!)
(うん!最高!)
(やっぱり向井ももに教えてもらってるだけあって成長スピードがとてつもない……。もう少しすればファーストも任せられるくらいになるかも……。)
(2人ともほんとに上手いな。金管でこれだけ吹けるようになるなんて。ふっ。楽しすぎるだろ!)
(みんな楽しそうに吹いてる……!ふふっ。良かった。俺、演奏でみんなのこと支えるからな。)
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
「お、おわったー!!」
「私たち頑張ったよね!!」
「うん!!頑張った!!それに、楽しかった!」
「みんなとっても良かったよ!やっぱりすごいね!」
『ありがとうございます!』
「なんとか……やり切った……」
「よっしゃー!」
「2人ともおつかれ。2人とも緊張感じなかったよ。」
「なっ、たいよう!俺は緊張してなかったんだって!」
「お疲れ様!たいしもくおんもどう?初めてやってみて。」
「みんなと……吹いているって実感が凄くて……!」
「楽器って楽しいって改めて思いました!」
「めめちゃーん!シンバルすごく良かったよ!」
「部長っ!ありがとうございます!!」
「めめちゃん決まったー!って顔してたね!」
「嬉しすぎて!ほんとに!」
「この調子でこれからも頑張っていこうね!」
「はい!」
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「みなさんおかえりなさい!みなさんの音しっかり聴いてましたよ!」
「ももちゃーん!!すっごく楽しかった!!」
「今までの練習の何倍も!」
「うんうん!」
「めめちもシンバル上手くいった!!」
「俺も。教えてくれてほんとにありがとう。」
「楽器って楽しいってほんとに思ったよ!!!ありがと!」
「みんな楽しそうに演奏してたよ。俺にも今度教えてよね。」
「分かってますよ!これからもみなさんで頑張りましょうね!」
『うん!』
『ああ!』




