小学校編 65時間目
※たいし視点
「で、父さんはああ言ってたけど、誰か俺と一緒に吹奏楽やってくれる人いないの?」
吹奏楽......
「確かたいようなんかでかい楽器やってよな。」
「そうそう。うちの学校、吹奏楽は小一から始められるだろ?俺、その時から始めてて、チューバに一目惚れしたんだよな。」
「悪いけど、俺はパス〜楽器とか向いてないって。毎日吹くとか俺ぜえったいに出来ないよ〜」
「俺もごめんかな。そもそも俺コントラバスやってるし。」
「はるとはそうだよな。コントラバス......うちの吹奏楽無いんだよな......くそぉぉ!!」
「俺は、りひとさんにサッカークラブに誘われてるからごめん。」
ええ!?聞いてない!!なんで教えてくれないんだよ!!
「ええっ!?そうだったの!初耳〜!」
「入るか悩んでたからさ。でも結局入ることにした。」
「サッカーか!頑張れよ!」
「俺も吹奏楽はごめんかな。楽器とかやった事ないし。」
「ごめんね。俺も無理かな......!」
「ううっ......。たいしは......?」
俺......
「あのさ、トランペットってある......?」
「あるある!しかもちょうど空いてる!!」
「俺、ずっと前からトランペットに憧れてたんだ......俺、やってみてもいいかな?」
「うんうん!いいに決まってるよー!!俺、父さんに言ってくる!!」
ちょっ、まって!
「たいよう待って!俺も行くからー!!」




