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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
51/124

小学校編 51時間目

「お!みなとくん帰ってきたみたいだね。」

「あ、あの......その......」

「うわー!すごい!お城みたい!」

「ほんとだー!!すごすぎるー!!」

「2人、着いてきちゃったんですけど......」

「あはははっ。いいよいいよ。あれ?」

「ごきげんよう。お久しぶりでございますわ。」

「あんなちゃん。どうも久しぶり。お父様は元気にされているかな?」

「はい。とても元気ですわ。本日は、みゆがこの家で暮らすことになったと聞き、何か企みがあるのでは無いかと思い参りましたの。」

「あはははっ。そんなのは無いよ。」

「そうですの。あら、この方達もご一緒に?」

「そうだよ。大丈夫だったかな?」

「失礼いたしましたわ。それはみゆが決めることですので。」


「げっ......なんでお前いんだよ」

「あら。まさかあなた方も?」

「ってことはお前も!?」

「あ、いえ。わたくしはみゆの付き添いですわ。ダンスパーティーのこと、考えてくれまして?」

「ああ、ええっと......もうちょっと考えさせて!」

「……分かりましたわ。」


「あの、私たち3人でいたんですけど、みゆちゃんとあんなちゃん2人とも行くってことになって……思わず着いてきちゃいました!ごめんなさい!」

「心配しなくて大丈夫だよ。あやねちゃんかな。いらっしゃい。」

「あ、ありがとうございます!」

「そうだ。せっかく来てくれたんだし、あやねちゃんもどうかな。みゆちゃん達と一緒に、ここで暮らすのは。」

「ええっ!?いいんですか!」

「もちろん。」

「是非お願いします!!!わたし、こういう所で暮らすの憧れだったんです!」

「あはははっ。そうなんだね。是非好きに過ごしてくれていいからね。」


「あら、あやねまで勧誘しているんですの!?そんなことわたくしが許しませんわ!!いくら吉沢財閥の人間だからって......そんなこと......!」

「あんなちゃんもどうかな?お父様には学ばせてやってくださいと言われているんだけど......」

「なっ、お父様にもう話したんですの!?」

「う、うん。」

「お父様がそういうなら、お父様の言うことは絶対でしてよ。お断りする訳には参りませんわ。」

「ならよかった。ぜひよろしくね。」


「ということは、今日から一緒に生活するってことかよ......」

「はるとドンマイ」

「なんか2人、ただならぬ関係〜?」

「おいれん、違うって」

「……気になる......。」

「こうきまで、まじで勘弁して!」

「本日からよろしくお願いいたしますわ。はるとさん。」

「げっ......」


「ところでここは少数精鋭とお聞きしているのですが、わたくしのメイドやボディーガードを連れてきてもよろしくて?」

「こちらでも準備できるけど、一応大丈夫だよ。あ、でも2人までにしてね。」

「2人……、分かりましたわ。それでは改めて、よろしくお願いいたしますわ。」

〈小笠原みゆ〉

元気だけど少し影のある女の子。歌が上手。

本番に強いタイプで練習の時の何倍もの力を本番で発揮する。

赤ん坊のころからみなとと同じ施設で育ってきた。

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