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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
39/124

小学校編 39時間目

「でさあ、私ねふと思っちゃったんだけど、さっき男子が2対8だのなんだの言ってたけど、こっちからしてみれば4対10だよね?」

「確かに……お父さんには絶対に言えない!!」

「連れ戻しに来そう……」

「私のパ、お父さんもなんか心配しそうな気がする……!」

「ももちゃん……もうパパでいいよぉ」

「ええ!?」

「毎回訂正するくらいならね……」

「うんうん。」

「ええじゃあパパって呼んじゃおうかな……!えへへ」

「溢れるファザコン感が恐ろしいよ コソ」

『それな コソ』

「聞こえてるよ……?」

『ひいっごめん!!』


「で、話戻るけど!4対10だよ!?私たちもさ、誰か誘っちゃう!?」

「ええっ……まあたいようのお父さんにはいいって言われてるしね」

「悩むわね……」

「女の子いっぱいウハウハ」

「ももやめなさい」

「危険人物ね……」

「ももちゃん危険!!」

「ちょっと!!何もしないよ!!でも、いたら嬉しいよね!」

「みんな誘いたい子とかいるー??」

「うーん……結構重要なことだし簡単に決められないよね。」

「うんうん……。またまた悩むわね……。」

「あっ!私!誘いたい子いるかも!」

「え、ほんと!誰誰ー??」

「それはね……」



―――――――――――――――――――――――――――



「さき!くるみー!!」

「ほえっ!ももちゃーん!!おっはよー!!」

「おはよおはよ!今日も元気に参りましょー!せーの!」

『いっくぞー!レーッツゴー!!』


「やっぱりね……」

「相変わらず何やってんだか。」

「うんうん。でも誘うにはぴったりだね!」


「ねえねえ!LET'S GO!! の最新話見た!?」

「見た見た!!最っ高だったよー!!」

「特にさ、あのシーン!!」

『きゃー!!!!』

『LET'S GO!! 最高の瞬間へ ♪』


「コホン。ちょっともも。本題本題。」

「あ!忘れてた!ちょっとご相談が……!」


『ええー!!?たいようくんの家で皆で暮らしてるー!!?』

「ちょっと声が大きいよ!これは機密事項なんだから……!!」

「機密事項ですね……!隊長!」

「隊長!詳しく教えてください!」

「うーん、それがよく分からないんだよね……」

『ええー!?』

「まあまあ2人とも、落ち着いて!」

「1回落ち着きましょ……」


「それで私たち、さきちゃんとくるみちゃんも誘おうってことになって!」

「そうなの!もし良かったら、ってすぐ決められることじゃないと思うけど……」

『その話!乗ったぁぁぁ!!』

『ええっ!?』


「逆にいいの!?私たち誘われちゃって。」

「うんうん。」

「たいようくんのお父さんにはむしろいっぱい誘ってねって言われてるの。」

「なんと太っ腹ぁぁ!!」

「神様仏様ああ、たいようくんのお父様ぁぁ……。」

「えっと……。2人ともとりあえず今日来てみる?」

「いいの!やったー!!」

「ももちゃん!誘ってくれてありがとー!!」

「うん!じゃあまた放課後ね!」

〈杠葉あやと〉

心優しくフレンドリーで周りのことが良く見えているが、いつも大事なことに気づかない。

周りからは「あや」「あやくん」と呼ばれている。

ゆうきのことを唯一「ゆうき」と呼んでおり、ゆうきからも唯一「あやと」と呼ばれている。

両親の仲が悪く、いつも喧嘩をしている所を見てきた。はやく家を出たいと思っているし、両親からもあまり大切にされていない。

幼い頃にゆうきと一緒に困っていた時に警察に助けてもらったことから将来は警察官になりたいと思っている。

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