小学校編 28時間目
(小声)
「おまえら、分かってるよな?」
「ああ。作戦通りにいこう。」
「臨機応変に対応するから任せて。」
「……大丈夫だ……。」
「よし、ファイトー……」
「お、おいまて……。ふと思ったんだけどいつ言えばいいんだ?あいつらだけに言った方がいいよな……。」
「確かに……。」
「うっかりしてた……。」
「……だな……。」
「よ、よし!まずはあいつらを呼び出そう!」
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「なにこれ?果たし状?」
「そんなのあるわけないだろ。それにしても汚ったない字だな。これ、殴り書きした時のれんの字じゃね?」
「確かに言われてみれば……。」
「2人ともおはよー」
「おはよ!」
「るる、かいと、おはよ。ねえ見て、多分れんが書いたと思われる果たし状?みたいなやつ」
「えっ?れんそんなキャラだっけ?」
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「まずはラブレターみたいに呼び出そう……。」
「それで多分たいしなら釣れるよね。俺書くよ。愛の言葉なら任せて!」
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『果たし状だと思われてるー!!!』
「おいお前なんでそんな風に書いたんだよ!」
「ごめん、その場でちゃちゃっと書いたから……。」
「……終わった……。」
「なんて書いてあるの?」
「えっと……読めない……」
「あ、ここ、男子トイレって書いてない?」
「ほんとだ。行ってみる?」
「行ってみるか。」
「だね。」
「お、おい!なんか上手くいってるんじゃない!?」
「ってかお前ラブレターなのに告白場所がなんで男子トイレなんだよ……。女子入れないだろ。」
「確かに……。うっかりしてた〜」
「……うっかり……。」
「お、おい!そんなこと言ってないであいつらより先に男子トイレ行くぞ!!」
「う、うん!」
「やっべえ!」
「……だな……。」
〈笹川たいし〉
少女漫画好きでクラス1のロマンチスト。なんでも少女漫画シチュエーションに繋げてしまう。しかし、少女漫画好きなことはたいよう派にしか知られていない。(一見チャラそうにも見えため)
1番好きな少女漫画はこすも先生の初恋とらいあんぐる。
家が貧しく、漫画は買って貰えないため、いつも本屋の店長に貰っている。(出世払いということで)
たいよう派の中では可愛い印象だが、クラス全体で見ると、割と大人びた印象。また、意外と気が強い。




