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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
27/124

青春学校 27時間目

「今日になってしまったぁぁぁ!!!」

「ん……。はるとうるさい……。」

「れん!起きろ!!」

「……。はっ!!!今日になっちゃったぁぁぁ!!!」

「……うるさい……。」

『おい!!こうき起きろ!!』

「……今日になったみたいだな……。……今日になった!?」

「珍しいなおい。次たいようの番だぞって、いない!?」

「ええ〜!?まさか逃げた……。」

「……なぜ……。」

「そんなにあいつらに言いたくなかったのか……」

「そんなことする人じゃないと思ってたのにっ!!」

「……不可思議……。」


「お!おまえら起きたか!おはよ!」

『に、逃げてなかった……』

「逃げるってなんだよ……」

「俺らは別に、お前が怖くなって逃げだしたとか、思ってないからな……!」

「う、うん。思ってないよ!」

「……思ってない……。」

「お・ま・え・ら〜!!俺の事そんなことするやつだと思ってたんだなー!!」

『ぎゃー!!!』


「う、うるさぁぁぁい!!」

『え……』

「あんた達さっきからうるさすぎるんだけど!!」

「さな……。悪かったな……。」

「私たちの部屋にまで聞こえてきてるんだけど!」

「お、おれ、角が見えるよ……」

「ばか!そんなこと言うな!」

「……。」

「へえ、いい度胸ね……。」

『ひ、ひぃぃぃっ!!ゆ、許してくださぁぁい』

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