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青春学校  作者: むにょこ
小学校編
26/124

小学校編 26時間目

※たいよう視点

「なあたいよう、あいつらと一緒に住んでること他の奴らに言わなくていいん?」

「えっ、ああ。確かにな……。」

「今までだって、俺らに黙ってたの、許してないからね!」

「……だな……。」

「それはそうだな。なんで言ってくれなかったんだ?」


怒ってたんだ……。


「まあまあ、いつかは言おうとは思ってたんだけどね……。」


出来ればバレたくなかったんだけど。


「俺、他の奴らに黙ってるなんて出来ないぞ!!」

「俺も〜」

「……右に同じ……。」


だよな……。どうするかな……。


「でもさ、るるとかいとくんは大丈夫そうだけど、あの二人は起こりそうじゃない?」

「うんうん」

「……だな……。」


目に浮かぶな。あ、そういや。


「そういえばけいって俺の父さんのこと崇拝してたよな」

「そういえばそうだったね!」

「おい、たいようの親父さんからの提案だし、そのこと強調すればいけんじゃね!?」

「……だな……。」


行けるかもしれない……。


「あとはたいしだな……。」

「たいしって、意外と気強いからね〜。どうする?」

「……だな……。」


うーん。


「あ、そういやあいつってなんかロマンチストっていうかなんて言うか、少女漫画好きだったよな?女子もいるって言ったら来るんじゃね?」

「なんでよ!!」

「……なるほど……。」

「どゆこと!?」

「ひとつ屋根の下っ!!憧れの彼と急接近……!!ってことじゃない?」

「あ〜!!たいよう解説ありがと!」

「まあ何とかなりそうじゃね?あいつ、気強い割にちょろいし。」

「……だな……。」

「なんか行けそうな気がしてきた〜!」


うんうん。


「明日、伝えるか……。」

「う、うん……。」

「……だな……。」

「ファイトー」

『おー!!』

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