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ようこそ学校へ

校舎に入り職員室に行き入学手続きを行う。先生からクラス発表と生徒名簿表を渡された。

名簿表には1年C組。織田榛名、柴田翔、羽柴猿也、前田彩夏、森蘭…など

私が500年前に絡んでいた織田の連中と同じ苗字の記載がずらりと並んでいた。

その中に橘優木。私の名前があった。2つだけその中にあっていいはずがないものがある

帰蝶さんとお市さんだ。織田の連中がこのクラスに集結するならこの2人の名前はなくてはならない。

信長の妹とその嫁だからだ。この学校には不思議があるかもしれないと思った。

「優木さんは何組だったんですか?私はB組です。B組は…あぁ!!優木さん見てください。

 今川ですよ今川!!まろとかいうんですかね!!楽しみです。」

一体いつの話をしているのかまったく。この娘ときたら。

「お待たせしました。シルビアさん。優木さん。教室に案内します。さぁついてきてください。」

違うクラスなら案内は2人必要なのではないか?そう思いつつ、ついていくことにした.

クラスにつきドアが開く。女の先生が私の打ち合わせを行う。

「初めまして。市川 花です。よろしくお願いします。橘さん。この後先生が入っておいでと声をかけるから、その合図に従って入っておいで!大丈夫みんな優しいからリラックスリラックス」気楽そうに私に伝え教室には入る。

「はーいみんな注目!!今日は転校生が来てるんだから騒がない!」

ガヤガヤした教室ではあるが教師の一言でみんなが黙った。

「ありがとう。喜べ男子!!今日は美少女が来たぞ!橘入ってこい。」

先生の一言で教室がざわめくがお構いなしに私はその扉を開けた。教師が余計なことを

いったおかげでめんどくささが追加された。

私が美少女かどうかはクラスが決めること。先生の主観で物は決められたくはない

教室に入り教団に上る。黒板に名前を書き、淡々と自己紹介をした。

「橘です。よろしくお願いします。」

場が凍った。「えっと…それだけ?何か他にないんですか?」

先生は私に聞いた

「他に何かとは?」

「はい!無いようなら大丈夫です。織田さんの隣に座ってください。」

「ここだよー!!よろしくねぇ橘さん。」

気まずい空気が続くと思ったが織田さんが気さくに私に声をかけ手を挙げる。

1番後ろの窓から二番目の席に座る。

朝礼が進む中織田は話しかけた。

「血の気多いけどよろしく♪で…誰の生まれ変わりなの?」

その一言で織田の目の色が変わった



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