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献歌の花

眠りから覚め 我想う



頭を垂れて 涙する



日本の人は 何すべき



無残なテロは 人殺め



心を乱す 男あり



手製の武器で 人殺め



人の心を 暗くする



太陽隠れ 未来など



今は見る気に なれずして



ただ激情が 支配する



我らの心 灰色の



雨が降り出し 土の家



溶けて流れる 曇り空



政治などには 興味なく



過ごしているが 世界とは



我独りだけ 残し行く

世々の人々 笑みは消え



たちこめるくも 深くして



呑みこまれるは 心なり



今は真夜中 日差し無く



闇の神たち 支配する



時になりしは 我が国よ



ただ冥福を 祈るのみ



死を歓喜する テロリスト



白き御国は 待っている



夢の旅路の 終わるとこ



笑みと一緒に お別れを



口に出そうと するけれど



涙を流し 憂うのは



子どもの未来 良き国に



しようと思い 動いてた



人は誰でも 悪しきこと



するのだけれど 許しては



くれまいかとは 言ってみる



桜の木には 男の名



お酒と共に 飲み眺め



散る花々の 切なさに



涙を流し 我は言う



さあ感情よ お別れだ



明日へ足向け 我向かう。

二〇二二・七・一〇 記す

献花に行けなかった代わりに、この詩を捧ぐ。

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