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反政府組織に属する理由

 なぜ、朝日俊あさひしゅん倉敷湊くらしきみなとが反政府組織に属しているのか。


2100年の日本は、高級官僚と上級国民の為だけに社会が動いている。


それを止めるべく、湊たちは動いている。


湊にボスから連絡が入った。


「ボス、どうかしました?」


「湊ちゃん、バカンスのところ、申し訳ない。少し早めに日本に帰ってきてくれないか?」


湊の上司、ボスは、焦ったように早口で話した。


「何かあったんですか」


「取り急ぎ、やってほしいことがあるんだ。例の計画Cのことなんだが、まだ終わってないようなんだ」


「え、総理の逮捕で終わったはずじゃ」


湊は目を丸くする。


「それが終わってなかったんだ。総理はコマの一つに過ぎなかったんだ。黒幕は他にいる」


「わかりました。帰りましょう」


「ありがとう。ではまた」


通信が途絶えた。辺りはあと一つしなくなり、湊と俊のため息だけが残った。


「お仕事ですか。また早くに召喚されてしまったな」


「しゃーなし。それが私たちの仕事だもんね。あと1週間だけ、バカンス楽しも」


「おっけ。じゃ、今日は海行こ」


「いいね。レッツゴー!」


俊と湊は着替え始めた。


「俊。水着さ、黒と白とピンクどっちがいい?」


「えー、何でもいいよ」


「ひど!もー、どれか選んでよ」


「んー、じゃあ、ピンク」


「承知しました。じゃあ、海でのお楽しみね」


「へいへい」


「何そのそっけない返事ー! まーったく、この男はぁー!」


湊は、怒りながらも、口元は笑っていた。ツンツンと俊の脇腹を人差し指でつつく。


「そんな男には、こちょこちょの刑です!」


湊は、俊の体を全力でくすぐった。


「やめろよぉ」


俊は、身をよじりながら、笑い転げた。2人はまるで仲良し猫のように床で、たわむれた。


二人とも、こちょこちょのせいで、息が上がっていた。顔はまだ笑っている。

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