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男と女

私、湯川田美央の作品『ダチュラ〜あなたを信じてもいいですか〜』の続編です。

 2101年の日本。人々は、火星移住計画に胸を高鳴らせ、わくわくしていた。


ここに、2人の男と女がいた。男は、ブランド物のスーツを着ており、女は白色の布地に淡いピンク色の花柄がついた透明感溢れるワンピースを着ていた。


男の名前は、朝日俊で、女の名前は、倉敷湊。2人は、反政府組織に属している。


美男美女のカップルといったところだろうか。女は、綺麗系よりかわいい系で、髪の毛はミディアムくらいのアッシュブラウンだ。


「ねぇ、俊。私たち、つけられてない?」


女は、男に小声で呼びかける。後ろを見ないように前を向きながら歩いていた。


「よし、あの裏路地に行こう」


男は、女に薄暗い路地に行くように提案した。女は、ウインクをして応答する。


男と女は、横に並んで、手を繋いで路地の方へ向かった。路地に入り、角を曲がると男と女が消えた。


2人を追っていたサングラス男2人は、消えたところで、足早になり、2人をキョロキョロ探した。


「バーン!」


銃声がしたかと思うと、サングラス男2人は倒れ、心臓から血がじわっと流れた。あっという間に男2人の周りは血塗れになり、辺りは静まり返った。


「さすがダチュラ。命中だねぇ」


「やめてよダチュラって呼び方。今はプライベート中なんだからぁ」


女は少し怒ったような口調で言い、口を尖らせる。


「ごめんごめん。余りにもあっさりいったんで、思わず惚れ惚れしてしまったんだよ。湊。」


男は笑いながら、女に謝ると、女の口も少し笑っていた。


「こいつら、政府の手下かな? 俺ら反政府組織を潰そうとしている奴ら?」


「そうだろうね。見てよ、胸のところに政府の印が印刷されてる。殺さずに生け捕りにするべきだったかな」


「まぁ、そんな余裕もなかったしね。しゃーなし」


そう言って、女と男は、光に近い速さで3キロメートル先まで一瞬で移動した。


「デートの続きしましょ」


男と女は、手を繋ぎ、歩き始めた。人混みに紛れて、さっき人を殺したとは思えないオーラを放っていた。

本作をお読みいただきありがとうございます。

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