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御前会議

 三日朝、騎士詰め所の会議室には重々しい表情の5人の姿が在った。

 集まったのはアルリア王国国王ニコル・ローランス

 アルリア王国宰相ガレス・ギルマン

 エルフの里代表アルリア王国駐在大使レオン・トラーシュ

 冒険者ギルドギルド長モルガン・グランデ

 商業ギルドギルド長エルザ・ラプタール

 二人が欠席である。


 皆が揃った事を確かめ、ニコル王が口を開いた。

 本日は忙しい中集まって貰ったのは急を要する事案が発生した為である、

 詳細は冒険者ギルド長より説明を御願いしたい。

 それを受けてモルガンが席を立ち説明を始めた。

「昨日クレア山脈周辺を警戒中の兵よりクトウ及びホテプのダンジョンよ

 り相当数魔物が溢れ出したとの報告が有りました、抗戦に打って出ました

 が両町とも苦戦を強いられ、早急な増援も望めない為、町民総てをテレー

 ザまで退避する様指示致しました。開戦間近の今、作戦計画に問題及び支

 障が出る可能性が有ると判断し衆参して頂いた次第です。」

ガ「それは地震により溢れ出た、と言う事ですかな?」

「確証は有りませんが、魔物はダンジョン内で自然に発生するものです、

 地震の発生によりダンジョン探索を冒険者が控えていた為に溢れたと思わ

 れます」

レ「と言う事は他のダンジョンからも溢れる可能性が有ると言う事ですね?」

「そう言う事になります」

レ「となると各里からの増援は望めないと言う事か・・・」

 (エルフの森は西・東・南に一つずつ有る護衛のテオ・クラーシュは南の

 リドの森出身である)

レ「では我ら各エルフの森は森の近郊に有るダンジョンの制圧に当たらせま

 す、残りは どうされますか?」

モ「残り三つ、トールとベルゼは王都から近いので王都の冒険者を、ハヌ

 マンについてはマルガとカミラの城砦都市の冒険者を充てる考えです」

レ「ベルゼは兎も角、敵の侵攻予測ルート上に有るトールはどうする気だ」

モ「その先に斥候を置き、魔物に関しては溢れた物のみを討伐、敵発見次第

 一時的に戦闘圏外への撤収と考えています」

レ「宰相殿、パトリス将軍とユベール将軍は本日はどちらへ?」

ガ「大筋は変わらんだろうから、詳細は任せると仰って現場の指揮を執って

 居られます」

レ「相変わらずの方々ですな」

ガ「では、魔物の対応は冒険者ギルドとエルフの森で対処、作戦計画に変更

 は無しと言う事で宜しいですかな?」

 全員が頷き議題は次へと移っていった。

ガ「では、ラプタール殿、糧食の確保について御説明を御願い出来ますか?

「ハイ、王都民の食糧確保に関しては流通も平常通りに戻っております故

 、問題御座いません、戦闘糧食の方も全軍を7日間は戦地にて維持出来る

 だけは揃えました、予測戦闘期間に於いては 何ら問題ございません、戦

 闘終了後流通再会までの食糧も確保の目途は立っております、問題は、い

 つ都民に開戦を発表するかです、震災時の旅行者や行商人は既に殆ど居ま

 せんが、開戦と成れば流通の停止、街道の封鎖、城壁外の難民の移動、場

 合によっては都民の避難などの事案が発生する為其れなりに時間が必要で

 す」

ガ「城壁外の難民は今直ぐにでも南門内壁辺りに移動させましょう、レオン

 殿クレア山脈から王都までの移動予測日数は何日かな?」

レ「六日になります」

ガ「では停止と封鎖はクレア山脈に敵が現れてから三日後と言う事で宜しい

 かな?」

 妥当と判断したのか異議も出なかったので会議はここで終了となった。



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