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統合後の初錬金

場所が場所なので時間を掛けずに一気にやる事にした。

魔法で木箱をひっくり返し、鉱石を一山に積み上げ一発で精錬、巨大なイン

ゴッドを造った、そしてインゴッドに手を置き更に精錬して鉄、ステンレス、

ハイテンベース材、クロモリベース材に分けた。

今回使うのは鉄とステンレス、創るのは{時計}取り敢えず時計をイメージ

してちゃんと動く物を創った、しかし、創った物が二十四時間正確に動くと

は限らない、時間経過はイメージ出来ないからだ。

それなので日時計を創った、上がクルクル回る奴だ。

そこまで創って本日は終了、綺麗サッパリ収納して帰り、早々と床に就いた。

(あ~お風呂に入りたいわ~)


今日、凪の月{5月}二十日はあたしの誕生日だ、もう数えて喜ぶ歳でも無い

ので素知らぬ顔で居たのだが、そうは問屋は卸してくれなかった(オヤジく

さいわ~)

仕事に行こうと立ち上がりかけた所で、腕を掴まれ座らせられた。

『貴女、誕生日よね?』

「はぁ、そうですが?・・・」(気まずい、言葉が続かない・・)

そう、母が忘れる訳が無いのだ、いくら人族の祭りとは言え、大礼祭の日に

双子を産んでいるのだから。

すると姉とあたしに向かって頭を下げてこう言った。

『御免なさいね祝ってあげられなくて、そして貴女達が生まれて来てくれた

事に感謝しているわ』

そう言われ思わず泣いてしまって気が付いた。

いつも大礼祭前後は母も父も家には居なかった。

今日、この日に初めて祝って貰えた事が嬉しかった、暫くして落ち着いた後

”ありがとう”と御礼を言って仕事に向かった。


朝、エルザ商会に着くと既に皆揃っていた。

早速あたしと、エルザ、アリエス、番頭のアベルの四人で打ち合わせをする、

樽に入れた水に魔法を付与していくのだが、種類は三種類、根野菜、葉野菜、

実野菜これは魔法で育成のイメージが統一出来ないからだ、簡単に説明しあ

たしが魔法をイメージして創って呪文を書いていく、アリエスに発動時のイ

メージを伝え呪文を詠唱させ発動、アリエスでは魔力量が足りないので手を

掴み減った分だけ魔力を流して行く、速成魔法が終わったらもう一つ、散布

魔法を重ね掛ける、柄杓で空に撒いても霧状になって舞い落ちる魔法だ。


総て掛け終わったら三時間、アリエスは既にヘトヘトで座り込みながら左手

をひらひらさせている。

『いや~ここまでしんどいとは思わなかったわ~、魔力が流れてくの初めて

だったけど変な感じだな~』

「後はあたしがやるわ、貴女は休んでて」

そう言って指先に火を灯して絞りながら出力を上げて行く、赤から青、青か

ら白、白から光へと上げて樽に上・〇・下と、各樽に溶接バーナーの様に書

いていった。

終わって汗を拭いながら顔を上げると皆が呆然と此方の方を見てアリエスが

言った。

『いったい其れは何の魔法でしょうか?』


この時あたしは”やっちまった”のを自覚していなかった。






出来れば、評価を御願いしたく思っております、御意見、御感想も大好きっ子です。

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