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被災地にて

王都に到着はしたものの結局中には入れなかった、と言うよりは道に物や人

、瓦礫が溢れ、馬車で入れる状態ではなかった。

西門廻りも避難者で溢れて居たので、少し離れた場所にテントを設える。

日もとっぷり暮れたので夕飯の用意をして、食事を食べながら今後のことを

話し合う、当然この状態では大礼祭は中止か延期、食糧も短期行なので、後

二、三日分しか余裕は無い。

調達も兼ねて明日の朝護衛三人と母と姉が父を探して高城へ行く事になった。

あたしも誘われたが、王都で幾人か安否の気になる人達がいるので捜してみ

る事にし、今日はする事も無いので、里で神様に出会った日の夜、少しだけ”

ステータス”という物を覧てみたのだが全く判らなかった、幾つか数値が高

いのが有ったが直ぐに閉じて寝てしまった。

今は”ステータスが解らない”と言う事に対して忌避感が全く無く、”覧てお

こう”と言う気になってコソコソと人目に付かない様に馬車の陰に隠れてス

テータスを開いて驚いた。

MPの数値がとんでもなく上がっている、あと跳ね上がったのはVIT、M

AT、MDF、RESで少し上がったのがSTR、AGI、LV、HP、数

値の異常さに動揺してしまい、さっさと閉めて紅茶を飲みに戻ってしまった。


夜、”テントで寝ろ”と言われ何となく嫌な予感がしたので馬車で寝ると言っ

たら”御者が襲っても良いのか?”と言われ渋々テントで休んだ。

皆が寝静まった頃それはやって来た。

『ど~も~、幾日ぶりです~、御元気そうで何よりです~』

「ああ、あんたもね」

と溜息混じりで返してやった。

ちょっと意地悪しようと思ったが結構タヌキな女神なので思い直して素直に

聞いた。

「ステータスの数値が異常に跳ね上がっているのは何故ですか?」

その質問にどこかピンッと来たのか彼女が話始めた。

『貴女は気付いていないかもですけで、三つの魂が変化が出る位には混ざっ

て来ていると言う事でしょう、最初に貴女が見たステータスは略”貴方だけ”

のものでした、器に溜まるものを”神の雫”と言います、神の雫には”独自の特

性”と”質”が有ります、貴女は何気なく聞いて居たのでしょうけど、その二つ

があるからこそ”混ざる”と言ったのです。

元のセリアは非常高い魔法特性を持っていました、そして貴方が助けたあの

子は略神のフルスペックでそれらが混ざり合う事で相乗効果が有ったのでし

ょうね、私にとっても初めての事案ですので仮説でしか有りませんが・・・』

『他に御質問は?』

「この間魔法を使ったら、ぶっ倒れたんですけど・・・」

『あぁ~あれは私も覧てましたぁ~面白かったですね~笑っちゃいました~』

{あの一発で魂が混ざり始めたんですけどね~}

むっとして睨んだが言い返さなかった

『あの時貴女、”対象”と”現象”しかイメージしてませんでしたよね?・・そ

こに魔力をぶち込んだ・・あの時点での全部・・そりゃぶっ倒れたますよ!

魔力スッカラカンですもん!』

(ケラケラ笑いやがってお前のせいだろ~が駄女神!!)

『発動前のイメージは”これ”を”この規模”で”こんな感じ”にをイメージする

と”こんだけ頂戴”みたいな感じで要求魔力量が解るので”その分だけ”流せば

いいんです』

『それと、私からの案内事項が有ります。私の上司から連絡が有りまして、

もうすぐ何処かの国がここへ攻めて来ます、これは初回特典サービスだそう

です』

(クエストかよ!!)
















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