夏休み!part1
風邪引きました。
「やる気がでない。」
何時もの様に唐突に発言する一年。
「急にどうした。まあ何時もの事だけども。」
何時もの様にツッコミをいれる世絆。もはや決まった形だ。強制イベントである。だがここからルートは分岐する。
「じゃあたまには、オセロしない?」
「オセロ?あの歩兵とか王将かかれてるやつ?」
「いやそれは将棋だろ。」
そんなこんなで始まったオセロ。最初は恵里と愛花が戦う。
「オセロ昔からやってるんだ~。お母さんともやってたよ。全部負けちゃったけど...」
「へぇ~。」
恵里が話をしている内にどんどんと恵里が不利になっていく。お互い30手程で後二枚になっている。
「それでね、お母さんはおばあちゃんにオセロ勝てなかったらしいよ!」
「歴史は繰り返すんだねぇ。はい、終わり。」
盤面は全て黒で埋め尽くされている。
「あれ?あれ?ん?あれ!?」
今さらピンチだった事に気づく。だが時すでに遅し。簡単に負けてしまった。
「気づいて無かったのね...」
「はーい!次私やるー!」
一年が勢いよく立ち上がる。もう一度元の陣形に直して、始める。
数分後。
「あれ!?後四つしかない!?」
お互い25手目で軽く恵里が詰んでいる。
「ここならどうだ!」
「ほいっ。」
恵里の置ける場所がなくなった。恵里は半泣きになっている。
「これでまた打てなくて、これで終わりっ!」
「うええええええん!」
恵里が変な声を出した。それもその筈、二連続で盤面を埋め尽くされたからだ。
「うっ...世絆ちゃんもやろ。」
「わかったよ。」
「あ、こいつオセロ市内一位だよ。」
「えっ!?」
唐突なネタバレにとても困惑する恵里。世絆が呆れたように言葉を訂正する。
「いや、嘘だよ。」
「嘘!?」
純粋すぎて騙された。もう少し怪しんだ方が良いのでは無いだろうか。
「じゃあ、やるか。」
また数分後。
「あれ?埋め尽くせた。終わりだね。」
「えええええええええ!?」
またもや負けた。これで三連敗。
「うぅ...」
「ねぇ恵里、恵里ってもしかしてさ」
皆一斉に発言する。
「オセロとんでもなく弱い」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
メンタルが宇宙まで吹っ飛んだ。
ずっと放置しててすみませんでした。本当にすみません。何故かモチベーションがありませんでした。
ただ、今日から毎日投稿するので、よろしくお願いします!(たぶんきっと恐らく)
今回も駄文でしたが読んでいただきありがとうございました!