うみ!?中編
中編です。
「海だー!」
一年が着いて速攻大声を上げる。ただ、もう夕方になっている。
「なんでもう夕日が出てるんだよ...」
それは遡ること5時間前ー
「やばい。電車いっちまった。」
その約一時間前。昼御飯を駅付近の店で食べていたのだが、財布をどこかにやったとのことで小一時間探していた。そして、現在時刻3時。
「いや、お前な?お前のせいだよ10割。」
一年がやらかしていた。
「いやねぇ、まさかこんなにやらかすとは...」
もともと一泊二日だったからかなり時間をロスしたことになる。
「まあ、とりあえず一年は後でしばくとして、見て回るか。」
「そうだわね。」
旅館を見て回ることにした一行。始めにいったのは、何故かゲーセンである。
「うーん、ここのゲーセン古いなぁ。」
「知らねえよ。取りあえず他のところいくぞ。」
次に来たのはお土産コーナー。旅行ならば定番の場所だ。
「おっ、このせんべい良いかも。」
「渋いなぁ、世絆は。」
「うるさい」
チョップを頭で受け止めた一年。反対側では、愛花と恵里がお土産をみている。
「このお饅頭良さそうだね。」
「このクッキーも良さそうね。」
30分位選んで、漸く決まった。一年は饅頭、愛花と恵里はそれぞれクッキー、世絆はせんべいを買った。
夜。晩御飯を食べて落ち着いている時間帯である。全員テレビを見ているなか、一年がゲームをやっている。ただ、何故かテレビの内容を理解している。
「さて、そろそろ風呂いくか。」
「温泉?久しぶりだなぁ...!」
世絆と恵里が同時に立つ。愛花は少し迷って、
「あー、もう少ししたら行くわね。」
と言い、テレビを見ている。そして一年はと言うと、
「私も行く!温泉!やったね!」
一番楽しそうだ。
えっとですね、お知らせなんですけど、新しく小説書き始めました。なので一日ずつ書く小説を変えます。だから二日に一回ペースになります。申し訳ない。ただ、しっかりと続けるので、これからも宜しくお願いします!海編は次で終わりです。まあまだ海出てないですがね。
今回も駄文でしたが読んで頂きありがとうございました