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おそらく平行世界に生まれ変わりました  作者: 水島 香
原作前
7/19

城の者

これからは、高校生編になるまで時間がとびとびになるかも!

入園式から早くも2週間がたちました。

…………子供って凄いね。何か、少しでも話したら友達的なノリだし,友達の友達は友達ってのを素で実践する子が多いし。体力には大して差はないと思うのに、ずっと遊べるし。あれかな? 精神的な問題かな? ヤバいね,子供って。

……………………え? 何で急にこんな話をしてるのかって? 報告だよ。友達はできた。けど今は疲れて一人でぼけーっとしてるよっていう。


「…………ほんとうになんであそこまでずっとあそべるたいりょくがあるんだ?」


子供って不思議。……なんて事を考えてたら話しかけられました。


「キミひとりなの?それならぼくたちとあそばないか?」


……………………ボッチだと思われて


「なんのあそび?からだをうごかすのはいま、すこしつらいからやめてほしいな?あとキミのなまえは?ぼくは、くじょうかいと」

「だいじょうぶ! すなばでのあそびだよ!

あとね,ぼくのなまえは、あしろ ゆう。よろしくね,かいとくん!」


………………あしろ……………………亜城?







マジで! 同じ五城の人間じゃんか! て言うか同じ森組の人間じゃん……。


「よろしくね! ゆうくん。そういえば、すなばであそぶってなにするの?」

「きれいなどろだんごづくり!」


きれいな……どろだんご…………?


「こんなかんじだよ!」


といって優君がどこからか取り出した泥団子は確かに綺麗な球体で泥特有の汚さはなかった。おそらく、泥団子を作った後に乾いている砂を振りかけたのだろう。


「すごーい! きれいだねー。よーし,ぼくもがんばってつくるよ!」

「ぼくもいっしょにつくるよ!」


この後、沢山の泥団子を作った。最終的には、より綺麗で硬い泥団子を作るという勝負になっていた。…………楽しかったです。







これが、俺と優の初めての会話であった。

どうでしたか?

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