episode2 始まりの草原
前回までの”FINAL・Story”は.....
VR・MMO・"Story"ラスボスを最速、最少人数ので倒したシズクとクグイはシステムから”FINAL・Story”を挑戦しますか?と問われる。
挑戦する事にした二人は転移する事に....。
がしかし最中にシステムがバグが発生し二人は光に包まれた。
緑の草原に眩い光の魔法陣が現れた。
「「目がぁぁぁぁぁああああ目がぁぁぁぁぁああああ」」
悲痛な叫びがこだまする。
「いてててて、ク、クグイだいじょうぶ?ケガはない?」
「僕は大丈夫だよ。姉さんこそケガはない?」
「目が少しチカチカするけど大丈夫よ。しかし、ここはどこかしら?」
どこまでも広がる草原、遥か彼方には薄っすらと山脈が見える。後ろにはどこまでも深い森。まったく知らない場所だった。
「えっと、これからどうしようかしらね。クグイ何か良い案はある?」
「うーん、姉さん、僕たちが、今どんな状況か確認してみない?ステータスオープン!(ドヤァ)」
そう言い放つと鵠は、右手を掲げ、左手を腰に当てて、ドヤ顔でポーズを決めた。
「「.............................。」」シーン
『きゃははは♪』
「んっ?ね、姉さん笑わないで!?」
「な、何言ってるの?わたしは笑ってないでしょ!」
「おかしいなぁ?たしかに笑え声が聞こえたんだけどなぁ...。」
「こ、怖いこと言わないでよ!?そ、それよりステータスオープンじゃダメよ。」と雫は青い顔して窘めた。
「まずは、システムを作動させないと....。』
【システム起動】と雫は呟いた。
ブゥーンと、パソコンの立ち上がりみたいな機械音と、同時に雫の体が淡く光っていく。
『おおお!しすてむきどう♪』
「んっ!だ、だれ?誰かいるの?で、出て来い!?」周りをキョロキョロし警戒する鵠。
しかし...見渡す限り誰もいない。
「クグイ、さっきから、何をバカなこと、ばっかり言ってるの?早く起動させなさい。」
「わ、わかった。システム起動」
同じように輝き、徐々に光が収まっていく。
「これでステータスが見れるわよ。ちゃんと確認しときないさい。」
一言「うん」と呟いて鵠はステータスの確認をした。
「「..........。なんじゃこりゃぁぁぁぁぁああああーーーーーー」」
二人はステータスを見て絶叫をあげた。
LV1 シズク 旅人
HP 15
MP 20
攻撃力 10
防御力 18
素早さ 13
器用さ 40
装備:初心者の剣 旅人の服
スキル:全言語能力 アイテムボックス エリアマップ
魔法 :無し
闘気 :無し
LV1 クグイ 旅人
HP 15
MP 20
攻撃力 10
防御力 18
素早さ 13
器用さ 40
装備:ナイフ 旅人の服
スキル:全言語能力 アイテムボックス エリアマップ
魔法 :無し
闘気 :無し
「ク、クグイ...わたしたちレベルカンストだったわよね?装備も神聖防具セットだったわよね?なのに、なのに、レベル1って!?装備も初期装備って....。運営に抗議しなきゃ!あれ?問い合わせボタンが無い!?ログアウトも出来ないわ....。このままだとホーンラビットの一撃で死ねる自信があるわよ。ペチョって...。」
二人は、両手両足を地に付けて、項垂れた。
「もしかして、クリアしないと戻れないの?なんて無理ゲーだよ!あっ!装備袋は使える!ね、姉さん、道具袋は空っぽだけど、装備袋のアクセサリーは使える。とりあえずアクセだけでも装着しようよ。」
装備袋の中を確認するが、最強装備の神聖防具セットが灰色になっていた。
「そうだね。神聖の念珠だけでも使えるなら、助かるわ。」
二人は神聖の念珠を装備した。
LV1 シズク 旅人
HP 2015(+2000)【生命の宝珠】
MP 2020(+2000)【叡智の宝珠】
攻撃力 810(+800) 【剛腕の宝珠】
防御力 1018(+1000)【鉄壁の宝珠】
素早さ 613(+600) 【韋駄天の宝珠】
器用さ 440(+400) 【神業の宝珠】
装備:初心者の剣 旅人の服 光聖の念珠
スキル:全言語能力 アイテムボックス エリアマップ
魔法 :無し
闘気 :無し
LV1 クグイ 旅人
HP 2015(+2000)【生命の宝珠】
MP 2020(+2000)【叡智の宝珠】
攻撃力 810(+800) 【剛腕の宝珠】
防御力 1018(+1000)【鉄壁の宝珠】
素早さ 613(+600) 【韋駄天の宝珠】
器用さ 440(+400) 【神業の宝珠】
装備:ナイフ 旅人の服 闇聖の念珠
スキル:全言語能力 アイテムボックス エリアマップ
魔法 :無し
闘気 :無し
「取り敢えずは死ぬ確率は減ったわね。」
「死んだら教会で復活かな?それとも、この場で復活かな?」
『きゃははは♪死んだら終わりだよ♪』
「だれ?誰なの?魔物?」シズクは初心者のナイフを構えた。
作者 :はぁ、どうして、こうなった。文章を纏める能力が皆無だ...。(チーン)
???:きゃははは♪それは致命傷なの♪
シズク:もっと、他の人の作品を読んでみたらどうかしら?
クグイ:えっと...作者、が、がんばれ?
次回【味方?敵?】