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FINAL・Story 【姉と僕の異世界譚】  作者: 粗品はカラシ
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episode1 プロローグ

作者 :皆さん、はじめまして、この作品を読もうとしてくださって嬉しいです。

???:きゃははは♪はじめましてなの~♪

作者 :この物語は、愛と勇気だけが友達s...。

クグイ:あ~あ~あ~!!!作者さん!!偉い大人に怒られるよ!

作者 :ごめんなさい

シズク:クグイ!なに?騒いでるの?早くラスボスを倒しに行くわよ!!!

クグイ:今行くから待ってよ~


ではでは、FINAL・Storyが始まりまーす♪

仄暗い部屋で、いや、それは空間と言った方が良いかもしれない。

VR・MMO・"Story"ラスボスの部屋...。


そこに一組の少年と少女が、黒い瘴気を纏った巨大な魔物と対峙していた。


「極聖火炎魔法・煌鳳凰」


ゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーー

直径10メートルにも及ぶ眩い白光が、巨大な魔物に迫って行く。

ドガァーン

目の前が真っ白な光に包まれた。


「グギャャァァーーーー」

巨大な魔物が、痛みに抗うかのように咆哮した


(よし、狙い通りだ!)

巨大な魔物に纏っていた、禍々しい瘴気が消えていた。


(これで姉さんの攻撃も効くはずだ!)

「姉さん、今だ!」

少年は、喉が張り裂けんばかりに叫んだ。


「わかってるわよぉ~!森羅万象奥義・双翔剣」

二翼の閃光が、巨大な魔物を十字に切り裂く


「いっけぇえええええ~!」

ズッズッズッ、ズシャーン



ラスボス破壊の魔王ヴァルガイヤが光の粒となり消滅してゆく。


「はぁ...はぁ...はぁ...やったわね!!!」


「うん、さすが姉さん」


「あったりまえよぅー♪」


(クグイ)にやりきった笑顔を向けた(シズク)(クグイ)も満身創痍ながらもサムズアップをしていた。



※※※※※※※※※※※※※※※




破壊の魔王ヴァルガイヤが消滅した瞬間に戦いを静観していた観客から盛大な歓声があがった。


「「「おおぉぉー、すげー、なんだ!あの子らは?あの二人は、ばっ化け物かぁぁああ!?」」」

「お前知らないのかぁー?あの二人は白の双剣、シズクと黒の大魔導士クグイだよ。」

「えっ!あ、あのクラン、デュー・スワン(白鳥の滴)のか?」

「そう、たった8人しかいないのに、ランキング4位のデュー・スワン(白鳥の滴)のシズクとクグイだよ!」

「「「ほぇぇぇ!やっぱトップランカー様は違うね!」」」


ガヤガヤと二人の事を、あれこれと噂している観客に、居心地が悪そうにしている(クグイ)


それもそのはず、元々リアル(現実)(クグイ)は、三歳の頃に両親を交通事故で亡くし、天神活心流・三神子派(総合武術)の兄弟子、皇グループ会長に引き取られてから、親戚やグループ関係者に嫉妬、妬み、嫉みなどの悪意を向けられ、身体的、精神的大きな傷を負った。小学校に入学してからは、当たり前のように生徒だけでなく先生からも虐めを受ける。

酷い虐めがあった小学校から五年間、15歳になった今でも完全ヒキ籠りのままだった。ゆえの極度の人見知りで極度なコミュ症だった。


そんな(クグイ)をみかねて、姉の(シズク)が、三年前にVR・MMO・”Story”を勧めたのである。


”Story”を始めた(クグイ)は、クランメンバーなどに恵まれ、人見知りとコミュ症が、だいぶ改善されていた。



.....がしかし、こんな大勢の人に注目されると萎縮して恐怖しかない。



「ガハハハッ。やっぱりうちのリーダー様と魔導士様は、つよいねぇー。」「ほんとほんと、たった二人でラスボスを倒すなんて!呆れを通り越して笑えるわよ!!!」「ステキすぎますぅーーー♪シズクお姉さまーーー♪。」


聞きなれた声が響く。デュー・スワン(クランメンバー)、重戦士のダルケル、精霊使いのマリリ、回復士のエリアンヌ達だ。


「しっかしよぉシズクって良い女だよなぁー、胸が有れば完璧なんだけど」「そうそう、強いし、美人だし、頭は良いし...だけど貧乳なんだよなぁ。」「あの男らしい、シズクお姉さまのお胸は、もはや芸術です。」とダルケル、マリリ、エリアンヌ。


「何言ってるのアンタたち?わたしは、戦いに支障が出るから豊満なお胸は、()()()()()()()て、家に厳重に保管してるのよ。」真っ赤な顔をして正論?を言ってる(シズク)


(何その無駄にハイスペックなお胸は...)

「ね、姉さん.....僕は、嘘はダメだと思うよ。」(クグイ)はジト目で窘めた。


「なにっ!文句でもあるの?。貧乳こそが正義、世界の希望、崇高なるものなのよ。あっ、わたしは巨乳、いや爆乳だけどなっ!(ジロッ)」笑顔で、ただし目が笑ってない顔で(クグイ)を睨む。


「ひっ、ひんにゅう、さ、サイコーーーーーーーーー」(クグイ)は青い顔をして答えた。


ピロリロリーン♪

【congratulation、魔王ヴァルガイヤ最速、最低人数での、討伐おめでとうございます!正面のモニターをご覧ください。】無機質な声がルーム内に響いた。


モニターには、討伐人数と討伐時間が表示されてた。


1位 デュー・スワン  シズク 他1名 5分28秒


2位 ハッスルハッスル ケンジ 他9名  21分46秒


3位 猛虎防衛隊    ロム  他22名  39分04秒

【偉業を讃えまして、”FINAL・Story”の挑戦を承認します。挑戦しますか?Yes/No?】


「なになに?”FINAL・Story”って?」「別物語(新バージョン)なのかぁ?」「お姉さまなら攻略できますわ」と、ダルケル、マリリ、エリアンヌはさらなる、可能性(FINALStory)に目を輝かしている。


「姉さんどうする?」「どうするって、もちろん.....。」


「「Yes」」


二人は同時にYesを選択した。


【”FINAL・Story”の挑戦を確認しました。これより”FINAL・Story”に転移いたします。】


足元に魔法陣が出現して二人を淡い光が包み込んだ。


「「「二人ともがんばれ(ってね)よー」」」クランメンバー達の熱い声援を聞きながら、転移が始まった。


【転移まであと10秒...9秒...8秒...ガッガッ、あ、と...ガッガッガ、△&×〇▽☆□...。】


「あれ?姉さん光が点滅してるよ。これって危ないよね。」


「だ、だいじょうぶよ。何があっても私がクグイを守るから。」


【ガッガッガ、△&×〇▽☆□...テ、テンイしま、ままま、ます。】


二人の体が激しい光に包まれた。

作者 :はぁ、文才の無さに絶望しました。(チーン)

???:ほんと、ほんと、小学生の方が良い作文が書けるのなの♪

作者 :はぁ、神様にチートを貰う時、【枝毛の発見率up!】にしなきゃ良かった...。

???:文章は拙いし、内容が薄いし、駄作なの♪

作者 :グハッ

シズク:もう許してあげて!作者は瀕死よ...。

クグイ:えっと...作者、が、がんばれ?


次回【始まりの草原】

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