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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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2話

翌日、いつも通りに起きたむつは、少しだけベッドでうだうだとしていた。晃と沼井の所に行ってから、よろず屋に行くか、それともよろず屋に寄って沼井の所に行って、また戻るか。


どちらかと言えば、後者の方が会社勤めしてる人っぽい。だが、面倒くさい。けれども、むつは起き上がると支度に取り掛かった。


昨日は遅刻をしているのだ。それも呑んでいて寝るのが遅くなったと言っても過言ではない。遅刻した次の日に、仕事とは言えど遅れて出社は、気が引けた。


風呂場に向かおうとして、そういえば晃のシャツを漂白剤につけたままな事を思い出した。1日以上つけていたせいか、漂白剤独特の臭いが充満している。


むつは洗面所で、揉むようにシャツを洗い洗濯機に入れて、自分が着ていた服も脱いで入れるとスイッチをいれた。


シャワーを浴びて、だらだらとコーヒーを飲んで洗濯物を干してから、むつは部屋を出た。

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