表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
65/410

2話

むつと西原は電車に乗って移動しながら、楽しく会話をしていた。少々呑んだ帰りのサラリーマンが多いのか、車内にはアルコールの匂いがしていた。


会話が途切れドアに寄り掛かるように立ち、むつは窓の外を眺めていた。すると西原と窓越しに目があった。


「気になる?」


振り向いたむつは西原に聞くと、西原は困ったように笑みを浮かべただけだった。


「そりゃあ…な」


だが、それだけ言うと西原は口を閉じた。むつもそれ以上は何も言わなかった。


「次で降りるか。この辺大学以来てなかったし、たまには良くないか?」


「そうだね。あたしは月1くらいで来てるけどね」


「誰とだ?」


「女子寮に子らと集まる時、この辺よ」


2人は次の駅で降りて、食事をするといつよりも呑むをメインに店選びをした。だが、2人の絶対条件の個室の店は待ちがある所が多く、結局むつの行った事のある店に腰を落ち着けた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ