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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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2話

むつが立ち上がると、西原も一緒に立ち上がった。そして、晃に深々と頭を下げた。


「わたしも、彼女と一緒に先に失礼させて頂きます」


「玉奥さんを送って帰ってくれるのかな?」


「はい」


「では、そうしてあげてください」


むつと西原は、晃に深々と頭を下げると、部屋から出て行った。ここに来た時には、高級感漂う雰囲気に2人とも少し浮かれていたが、話を聞き終えた今は沈み気味だった。


エレベータにのりこみ、2人は長い溜め息を同時についた。そして、顔を見合わせ少しだけ笑った。学生の頃に付き合っていただけあって、その辺の息はぴったりだった。


「なぁ、むつさんよ」


「はいよ?」


「休憩でもしてくか?」


「うーん、ホテルの中で休憩って聞くと、何か違う休憩っぽく聞こえたけど気のせい?」


「気のせいじゃなかったらどうする?」


「今日はやめとく」


「今日じゃなかったら良いのか?」


ぱちんっと西原の額をむつが叩いた。そして、くすくすと笑った。


「飯なら付き合ってくれるか?」


「勿論。どこに行くー?」

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