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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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2話

晃が、はぁと疲れたように溜め息をつくのが見えた。それは、わざとらしい物ではなく本当に疲れているようだった。


その様子に遠慮したのか、冬四郎は何かを言いかけて口をつぐんだ。


「うちの山上がどうして出て来たのでしょう?沼井さんと山上が同期だとして、関係ないと思いますが」


聞かないと話が進まないよね、という顔をしたむつが渋々といった感じで質問した。


「沼井さんからのご相談をわたしが、沼井婦人のご相談を山上さんが受けてるんです」


むつは、それがどうした、という顔をした。


「沼井さんからは、どんなお話を?」


「ご婦人と山上さんの関係についてと、ご婦人が宗教か何かにハマって様子がおかしいので視て欲しいとの事です」


むつが何か言おうとした時に、ドアがノックされた。むつがついでのように立とうとしたが、篠田にそのままで、と言われてしまった。

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