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よろず屋-人形の街-  作者: 幹藤 あさ
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8話

「あー成る程な…湯野さんが言ってたのはその事なのか?」


「たぶんね」


「ってなると、むつって殴られ損?」


「そうでもないんじゃない?人形との殴り合いはまぁ…あれだけど。社長には良い薬になったかなーって思うけど」


ずずっとココアを飲みきると、むつは満足そうに息をついた。


「山上さんもちょっと可哀想だよな、人形と知らずに利用されて、むつには騙されて」


「だーかーら、ちゃんと言ってきたよ。殴られたんだし、チャラにしてって」


空になったカップを紙袋に入れて、むつは眠そうに大きな欠伸をした。冬四郎と西原はすくっと笑っただけだった。


「それよりさぁ、先輩は何で、いちにぃに殴られてたの?」


「え?あーそれ聞く?」


「まぁね気になるし」

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